物流施設のデジタル化加速
2024-07-18 14:37:36

野村不動産、物流施設のデジタル化を加速!コンフィグラの「CET Material Handling」導入でバーチャル展示環境を構築

野村不動産、物流施設のデジタル化を加速!



野村不動産株式会社は、物流に係る企業間共創プログラム「Techrum」において、スウェーデンの株式会社コンフィグラが開発・販売するソフトウェアプラットフォーム「CET Material Handling」を導入し、バーチャル展示環境を構築した。この取り組みは、物流オペレーションにおける自動化機器等の選定・連携の効果検証を加速させることを目的としている。

「Techrum」は、2021年4月に発足し、現在90社を超えるパートナー企業が参加している。効果検証拠点「習志野 PoC Hub」では、約5,300m2のスペースで様々な業種の荷主企業の課題解決に取り組んできたが、さらなる効率化を目指し、デジタル空間構築に実績を持つ「CET Material Handling」を活用した。

「CET Material Handling」を利用することで、習志野 PoC Hubの庫内空間を再現し、実際に展示されている自動化機器もバーチャル空間上に再現できるようになった。現在、オムロン株式会社のAMRとシャープ株式会社の多階層ロボットストレージシステムがバーチャル展示されている。

バーチャル環境構築によるメリット



このバーチャル環境構築には、以下のようなメリットがある。

自動化機器等の選定・連携の効果検証を加速: パートナー企業は、バーチャル空間上で様々な自動化機器を組み合わせ、物流オペレーションの効率化を検証することができる。これにより、最適な機器選定と連携方法を迅速かつ容易に検討できるようになる。
物流施設「Landport」シリーズの検討支援: 「Landport」シリーズの庫内環境を仮想的に再現することで、入居検討企業は3D的に施設を視覚化し、倉庫検討をより詳細に行うことができる。また、効率化機器導入検討の際の庫内環境を3D的に可視化することで、荷主企業の環境構築を促進し、入居検討の利便性を高める。
パートナー企業間の相互提案の活性化: パートナー企業は、リアルな機器モデルを用いてCET Material Handlingで倉庫空間を構築することで、荷主企業のニーズに合った柔軟な倉庫ソリューションを短時間で提案できるようになる。
提案業務の効率化: CET Material Handlingのビジュアライズ機能により、倉庫空間を視覚的に再現することで、荷主企業との誤解のないコミュニケーションが可能になる。

今後の展開



野村不動産は、今後も「Techrum」と「CET Material Handling」を活用し、物流業界におけるデジタル化を推進していく。具体的には、以下のような取り組みを進めていく予定である。

バーチャル展示環境の更なる充実
パートナー企業との連携強化
* 荷主企業へのソリューション提供の拡大

まとめ



野村不動産は、「Techrum」と「CET Material Handling」の導入により、物流施設のデジタル化を加速させ、物流業界の課題解決に貢献していくことを目指している。バーチャル環境を活用することで、自動化機器等の効果検証を効率的に行い、荷主企業のニーズに合わせた最適なソリューションを提供していくことが期待される。


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会社情報

会社名
野村不動産株式会社、株式会社コンフィグラ
住所
電話番号

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