サンシャイン水族館が新たなクラゲ展示を開始！育てたクラゲを公開

サンシャイン水族館、クラゲ展示水槽デビューへ

東京都池袋にあるサンシャイン水族館では、将来的な水族館業界の人材育成を目指し、独自の取り組みを進めています。2024年12月13日、そして2025年1月17日からは、学生たちが育てたクラゲが新たに展示される予定です。この展示は、「海月空感」という名のクラゲエリア内に設置され、約14メートルの巨大水槽「クラゲパノラマ」で公開されます。

学生たちの取り組み

サンシャイン水族館では、2020年から専門学校と連携してクラゲ飼育の講義を実施しています。日本ペット＆アニマル専門学校とTCA東京ECO動物海洋専門学校の学生たちは、クラゲの飼育や繁殖に関する実践的な学習を受け、この約6ヶ月間、彼ら自身がクラゲの成長を見守りました。今回は、彼らが手塩にかけて育てたミズクラゲが水族館の展示にデビューすることになります。

魅力的な海月空感

「クラゲパノラマ」は、暗い海の中で視界がミズクラゲに覆われる圧倒的な没入感を体験できる水槽です。このユニークな展示を通じて、観者はまるで海底にいるかのような不思議な感覚を味わえます。サンシャイン水族館では、海の近くにない池袋の立地でも、クラゲが安定して展示できるように繁殖にも力を入れています。

教育活動と未来の展望

水族館は教育活動に力を入れており、様々なカリキュラムを通じて学生たちに水族館業界の魅力を伝えています。例えば、環境学習プログラムや商品開発ワークショップを通じて、学生たちが直接社会に貢献できる機会を提供しています。今後も水族館と教育機関の連携を深め、新しい取り組みを続けていくことでしょう。

この取り組みは、単なる展示にとどまらず、次世代を担う若者たちの学びを支える重要なプロジェクトです。サンシャイン水族館のそんな努力が形となって現れる瞬間を、ぜひお見逃しなく。

詳細なプレスリリースもご覧いただけます。