九州学生ゲーム大祭2025で飛び出す未来！高校生のXR作品が注目を集める

九州学生ゲーム大祭2025での高校生たちの挑戦

2025年8月22日、麻生専門学校グループ ASOポップカルチャー専門学校で開催された「九州学生ゲーム大祭2025」では、地元高校生やクリエイターたちによるユニークなXR作品が展示されました。このイベントには「希望が丘学園鳳凰高等学校サイエンスクラブ」と「XR Meetup Kagoshima」が出展し、地域資源や環境問題をテーマにした作品が盛りだくさんでした。

地元の資源を生かしたクリエイティブ作品

出展された作品の中でも特に注目を集めたのは、希望が丘学園鳳凰高等学校の「XR深海魚仕分け人」。この作品は、鹿児島県南さつま市の地域資源である深海魚をテーマにした、ゲーム性と教育性を兼ね備えた体験型XRゲームです。高校生たちは企画からプログラム、デザインに至るまで全てを自身の手で行い、学外での展示は彼らにとって初めての貴重な経験となりました。

同じく注目されたのが「タツノオトシゴXR」です。このプロジェクトは、国内で唯一の観光養殖施設であるタツノオトシゴハウスとのコラボレーションにより、海洋教育をテーマとした体験型コンテンツとして展開されました。来場者は海や環境に興味を持つきっかけを得ることができ、実際に体験しながら学ぶことができました。

学生同士の交流と意見交換

展示を通じて、来場者だけでなく出展者同士も熱心に意見を交わす場面が見受けられました。特に、愛和ゲームラボとの交流では、業界のトレンドや未来について活発な議論が行われ、高校生たちの視野を広げる貴重な時間となりました。また、他の学生クリエイターとネットワークを築くことができたことも、彼らの今後の活動にポジティブな影響を与えるでしょう。

未来への展望

monoDuki合同会社の支援のもと、このようなイベントが実現し、地域の学生たちが自らのクリエイティビティを発揮する場が設けられたことは非常に意義深いものです。monoDukiは、今後もDXハイスクールや他の教育機関との連携を通じて、デジタル人材育成に力を入れていく方針を示しています。

このようなイベントは、参加する学生たちに新たな刺激を与え、次世代を担うクリエイターたちが成長していくための貴重なステップとなることでしょう。今後の彼らの活躍に期待が寄せられます。

開催概要

「九州学生ゲーム大祭2025」は、福岡市博多区に位置する麻生専門学校グループ ASOポップカルチャー専門学校で開催され、参加は無料でした。主催は株式会社トライコア、後援は福岡市です。

この機会に、地元の才能あふれる若者たちの作品をぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。これからの彼らの成長を共に応援しましょう！