住友生命とファミワンが小樽で行った性教育支援の取り組み

2024年11月8日、住友生命保険相互会社と株式会社ファミワンの共創プロジェクトの一環として、小樽市の北照高等学校で性教育の出前授業がオンラインで開催されました。この機会に、よりよい社会を目指す両社の取り組みが実を結びました。

講義内容と参加者の反応

講師として登壇したのは、ファミワンの看護師であり性教育認定講師の二宮恵理佳さんと、生殖医療相談士の濱田亜紀さんです。講義は、クイズを交えた形式で進められ、性に関する正しい知識、妊娠や出産、性感染症、そして自分の身を守る方法について詳しく説明されました。参加した63名の生徒のアンケート結果によると、なんと100%が講義内容を理解したと回答し、特に性について相談することに対する抵抗感が、45%からわずか6.5%にまで下がったことが確認されました。

この結果は、今回の授業が生徒たちにとって重要な情報を提供し、自己や他者を尊重する理解を深める良い機会となったことを示しています。

教員の評価

北照高等学校の職員からは、授業に対する感謝の言葉が寄せられました。「生徒たちが自分の未来を考え、性的行動の重要性を理解する良い機会となった」とのことです。生徒たちには受精卵の動画も使用され、リアルな体験を通じての学びがありました。ファミワンと住友生命の強力なチームワークが強調され、次回の講演も期待されているとのことです。

生徒たちのフィードバック

授業後の生徒からの感想も多く寄せられました。受講した生徒の68%が「知らないことがあった」と回答し、多くの生徒が性に関する問題に対して心配を感じていることがわかりました。具体的には、以下のような感想が寄せられました。

- 「性感染症の検査を受けようと思った」
- 「性行為が恥ずかしいものでないことを知った」
- 「正しい知識が得られた」
- 「妊娠することの費用が初めてわかった」

このように、生徒たちの意識が変わったことが一目でわかる結果となっています。

今後の取り組み

住友生命とファミワンは、今後もこのような性教育や健康に関する授業を通じて、若者の心身の健康と安全の確保を支援していくことを目指しています。この取り組みは、ヘルスケアサポートサービス「ファミワン」として、法人従業員向けの技術やサポートを更に強化しながら進められていくでしょう。学びは一過性のものではなく、今後の世代に対する重要な教育基盤を形成するものです。両社の今後の活躍が期待されています。