奈良の現代作家展
2026-06-18 12:21:47

視覚障害者とアートが出会う場所「奈良ゆかりの現代作家展」

奈良県立美術館での新たなアート体験



奈良県立美術館のギャラリー企画「奈良ゆかりの現代作家展」が、令和8年度に開催される運びとなりました。本展では、全盲の彫刻家である三輪途道氏の作品が取り上げられ、視覚障害者とアートの接点に光を当てます。彼の独自のアプローチは、触覚や体験を通じて作品との新たな出会いを提供します。

三輪途道とは?



三輪途道氏は、1966年に群馬県で生まれ、東京藝術大学大学院で保存修復技術を学びました。専門的な知識を生かし、修了制作では東大寺の重要文化財である俊乗堂の重源上人像の模刻を手掛けるなど、奈良の仏教文化に深く関与してきました。しかし、2000年代に入り、視覚障害に悩まされることとなり、視力の低下により全盲となります。それでも、彼の表現活動は続き、最近では粘土を使った作品制作に挑戦しています。

展覧会の見どころ



本展では、光明皇后をテーマにした新作「光の存在-光明観音」が中心となります。また、「触察板の体験展示」や、作家自身が滞在しながら公開制作を行う「触察鑑賞ラボ」など、視覚以外の感覚で楽しむことができる企画が用意されています。

無料で参加できる観覧



観覧は無料で、開館時間は9時から17時まで(入館は16時30分まで)。毎週月曜日が休館日ですが、特異的に7月20日(月・祝)は開館します。この機会にぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

関連イベントの紹介



アーティストトーク



  • - 日時: 6月27日(土)14時00分~15時30分 (受付13時30分~)
  • - 講師: 三輪途道、狹川普文(東大寺長老)、籔内佐斗司(彫刻家・館長)
  • - 参加費: 無料、定員60名(予約不要)

ことばで触れる、かたちの世界



  • - 日時: 6月28日(日)
1回目: 10時00分~12時00分(受付9時45分~)
2回目: 14時00分~16時00分(受付13時45分~)
  • - 講師: 三輪途道、福西敏宏、秋本真由美
  • - 定員: 各回16名(事前申込要)

鑑賞ツアー



  • - 日時: 7月18日(土)14時00分~15時30分(受付13時30分~)
  • - 定員: 15名(要事前申込)

さらに7月22日・29日、8月5日には公開制作が実施され、作品がどのように形作られるかを見ることができます。参加は無料で、いずれのイベントも多くの方に楽しんでいただける内容になっています。

連携企画



また、関連企画として「ひかりの記憶・手ざわりのむこう」展も開催され、他のアーティストとの共同制作を通じて、障害の有無を問わずアートを楽しむためのコミュニケーションのあり方も模索されます。ぜひ、心温まるアートの体験をお楽しみください。


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会社情報

会社名
奈良県
住所
奈良県奈良市登大路町30
電話番号
0742-22-1101

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