子どもを支える
2024-07-30 12:28:51

子どもたちを支える新たな居場所、キャンペーンが始動します

2024年夏、子どもたちを見守るキャンペーンが始まります



近年、10代の自死が増加し、日本では先進国の中で最も深刻な問題となっています。学校へ行きたくないという心の声を無視してはいけません。この状況を受け、「学校ムリでもここあるよキャンペーン」が改めて立ち上がります。多くの子どもたちが抱える心の負担を少しでも軽くするため、安心できる居場所や相談先を提供していくことが目的です。

自殺問題についての現状



厚生労働大臣指定法人のいのち支える自殺対策推進センターによると、2010年以降、10代の自死者数は増加し続けています。そのため、特に夏休み明けの登下校の時間帯には、心の悩みを抱える子どもたちが多く存在します。このような状況では、友人や家族に相談することが難しいケースが多く、子どもたちは孤独感に苛まれることが少なくありません。したがって、学校ではなく、別の安心できる居場所が必要とされています。

キャンペーンの概要



「#学校ムリでもここあるよキャンペーン」では、2024年8月19日から9月9日まで、特設サイトcocoaru.orgを開設します。このサイトでは、フリースクールやこども食堂、冒険遊び場など、全国各地の居場所の情報を紹介し、子どもたちが安心して過ごせる場を提供します。

オープニングイベントのご案内



さらに、キャンペーン開始に合わせて8月20日にオンラインでのオープニングイベントを開催します。著名な登壇者として、NPO法人自殺対策支援センターの鈴木洋平氏、エッセイ漫画家の今じんこ氏、多様な学びプロジェクトの前北海氏が参加予定です。テーマは「夏休み明けの子ども・若者の心を守るために」で、多くの方にとって必要な情報を提供する場となります。詳細はこちらでご確認ください。

社会全体で子どもを支える



このキャンペーンは、保護者や教育関係者、地域の居場所運営者を対象に大人たちが子どもたちのサインに気づき、寄り添うことが求められることを示しています。子どもたちが自分を受け入れてもらえる場所を見つけることで、自死を防ぐ手助けになるでしょう。私たちは、社会全体で子どもたちを見守り、支えることができるとの強いメッセージを、このキャンペーンを通じて発信していきます。

お問い合わせ



本件に関する問い合わせは、#学校ムリでもここあるよキャンペーン実行委員会までお気軽にご連絡ください。私たちは、すべての子どもが安心して過ごせる社会を目指します。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人多様な学びプロジェクト
住所
神奈川県川崎市高津区新作1-22-13-104G-PLUSS内
電話番号
070-6456-1473

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