人気YAシリーズ「シロガラス」の最新刊が登場!
株式会社偕成社から、待望の新刊『シロガラス6 ひみつの旅』が11月26日に発売されます。著者は、スポーツ青春小説『一瞬の風になれ』の佐藤多佳子で、6年ぶりの続刊として大きな注目を集めています。装画は鶴田謙二が担当し、魅力的なビジュアルも話題になるでしょう。
この作品は、ファンタジーやSFの枠を超えた新しいエンターテインメントYAとして、多くの読者に愛されています。内容は、パワースポットである「白烏神社」を舞台に、6人の小学生がそれぞれの超能力を持ち、それを通じて神社に秘められた謎に挑む様子が描かれています。物語の中心となるのは、神社の娘で古武術の天才少女、藤堂千里です。
「シロガラス」の物語の核心
千里と彼女の仲間である藤堂星司、筒井美音、三上数斗、北川礼生、岡崎有沙の6人の子どもたちは、神社の星明石にそろって触れたことで、それぞれの超能力に目覚めます。それをコントロールしようと練習を重ねる中で、彼らは白烏神社に隠された秘密に近づいていきます。特に衝撃的なのは、神社の創建者が戦国時代に宇宙船で地球に不時着した異星人であったということ。このような予測不可能なSF要素と、子どもたちの生き生きとした描写が、読者の心を掴みます。
新たな展開と期待
最新刊では、物語が新たな舞台である北の地に移り、第2部「里山田神社編」が図られます。千里が神社のしきたりに反して本殿の内陣に入るシーンでは、神秘的なご神刀が彼女にさらなる冒険をもたらします。この巻では、彼女の叔父、真行が星司の母、ミズキの失踪の背後にある驚くべき秘密を語ります。
読者の声
発売を前に、すでに続刊を待ち望む読者からの声も多数寄せられています。「シリーズを通じて、どうなっていくのかワクワクしました」との感想や、「超能力が魅力的で、一気に読み進めてしまいました」といった喜びの声が届いています。
著者紹介
佐藤多佳子は1962年に東京都に生まれ、1989年にデビュー。以降、多数の受賞歴を持ち、今や日本を代表する児童文学作家の一人です。彼女の作品は、ファンタジーから現実まで、幅広い世界を描いており、多くの読者から支持されています。
この機会に、ぜひ『シロガラス6 ひみつの旅』を手に取って、千里たちの新たな冒険にご注目ください。子どもたちにとって心温まるメッセージが詰まった一冊です。