Branding Engineerが派遣事業を開始、ITエンジニア支援を強化します
株式会社TWOSTONE&Sonsのグループ企業である株式会社Branding Engineerが、正社員エンジニアのキャリア支援を強化するため、新たに派遣事業を立ち上げることを発表しました。この取り組みによって、ITエンジニアと企業双方の支援体制がより強化されることが期待されています。
背景と目的
Branding Engineerは、フリーランスエンジニアと企業のマッチングサービス「Midworks」を中心に事業を展開しており、これまでITエンジニアと企業の価値向上を目指していました。IT業界は現在、フリーランスエンジニアだけでなく、企業が求める「外部委託エンジニア」のチーム編成ニーズが高まっており、それに応える形で正社員エンジニアの採用強化が必要とされています。2025年には、在籍するエンジニアが100名を超える見込みとなっており、今後はフリーランスと正社員エンジニアの両方を組織内に持つチーム型の提案を進めていく方針です。
組織体制改革
従来のフリーランスエンジニアと企業の支援に特化した体制を見直し、今後はより広範にITエンジニアと企業を支援できる組織体制へと改革しています。この変革の一環として、派遣事業の立ち上げが行われ、エンジニアにはフリーランスや正社員の選択肢を提供し、長期的なキャリアの支援を行います。また、企業には柔軟かつ多様なITリソースの提案ができるようにしていく考えです。
大島孝之取締役のコメント
Branding Engineerの取締役である大島孝之氏は、IT人材の不足問題が深刻化していることを指摘しています。経済産業省の調査によれば、2030年には79万人のIT人材が不足するという予測が出ています。これは、急速な経済環境の変化により、エンジニアの報酬が上昇しても、全体としての経済状況は改善しないことを意味しています。
大島氏は、ITエンジニアの育成環境を強化し、より多様なキャリア選択肢を提供することが急務であると認識しており、派遣事業を通じてこれを実現すると意気込んでいます。具体的には、若手エンジニアの育成、性差に関わらず全てのエンジニアが活躍できる環境、ITエンジニア全体の報酬向上、企業への安定したIT人材の供給が目標だと述べています。
MIDWORKSについて
「Midworks」は、フリーランスエンジニアと企業をつなぐマッチングサービスです。このサービスは、エンジニアが本来の業務に集中できるように、営業や保障に関する心理的負担を軽減することを目指しています。
今後もBranding Engineerは、ITエンジニアと企業のニーズに応えながら、業界をけん引する存在として成長を続けていくことが期待されています。