フェリシモの新袋
2025-09-25 14:16:50

フェリシモの新しいお届け袋で環境負荷を削減しよう

フェリシモの新たな取り組み



日本のファッションブランド、フェリシモは、2023年10月末から新しい商品お届け袋を導入すると発表しました。このお届け袋はポストに投函できるサイズであり、近年のEC利用拡大によって生じる再配達問題や環境負荷を軽減するために開発されました。これにより、年間で約2,520kg、つまり約2.5トンの資源を削減することが期待されています。これは従来の梱包材に比べ、環境への負担が大幅に軽減された証です。

開発の背景



ECサイトの利用が普及する一方で、配送の際に伴う梱包資材の増加や再配達によるCO2排出問題が深刻になっています。このような社会課題に対し、フェリシモは商品の配送プロセスを見直し、将来の環境保護と幸せな社会の実現を目指してこの新しいお届け袋を開発しました。

新しいお届け袋の魅力



新しく設計されたこのお届け袋は、環境保護への意識が高く、以下の3つの点で特徴があります。

1. 環境への配慮: 従来の箱(最薄タイプ:約110g)に対し、この新袋は約26gと資源量を約4分の1に削減しています。これにより、環境への負荷を軽減しつつ、製造から廃棄までの過程での化学薬品の使用も抑えられています。この取り組みは、一般的な乗用車2台分の重量に相当します。

2. 顧客への配慮: ポストに投函できるサイズのため、不在票の煩わしさとは無縁です。また、袋状のため、中身の厚さに応じた合理的な梱包が可能です。雨に濡れないよう内側には特殊な撥水加工も施され、包装の質感を保ちながら安全性を確保しています。

3. デザインの工夫: ぬくもりを感じるクラフト紙を使用し、オレンジ色のインクでデザインされています。これにより、商品の到着前から、この袋を手にした瞬間にフェリシモの優しさや楽しさを感じられることを目指しています。

今後の展望



今後、フェリシモはこの新しいお届け袋を通じて、持続可能性を考慮した社会の実現に向けて努力を続けていきます。その中で、2025年10月7日から10月10日まで開催される「JAPAN PACK 2025 日本包装産業展」に出展し、今回の取り組みの全貌を紹介します。来場者には実物のお届け袋を手に取っていただき、その魅力を直接体感してもらえる機会となるでしょう。

フェリシモとは



株式会社フェリシモは、1965年に設立され、自社で開発した商品をカタログやオンラインで販売するビジネスモデルのダイレクトマーケティング企業です。地域との連携を強化し、地域活性化を図る取り組みも行っています。67年の歴史を持ち、2025年に創立60周年を迎えます。「ともにしあわせになるしあわせ」という理念のもと、事業性と社会的な価値を両立させていくことがフェリシモの目標です。

詳しくは、フェリシモの公式ウェブサイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
株式会社フェリシモ
住所
兵庫県神戸市中央区新港町7番1号
電話番号
078-325-5555

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