ストレスを乗り越えるための新しい視点
教育現場において、教師や生徒が直面するストレスは年々増してきています。河合塾とNOLTYプランナーズは、この問題を解決するためのオンラインセミナーを2024年11月29日に開催します。セミナーのテーマは「データから見るストレスの乗り越え方〜成長が実感できる手帳の活用〜」。
参加の意義
本オンラインセミナーでは、高校生や大学生のジェネリックスキルを測るためのアセスメントデータを基に、ストレス軽減のために必要なスキルやその実現手段としての「手帳活用」が取り上げられます。生徒が自身の感情や行動をコントロールできる能力を身につけることが、メンタルヘルスの維持にどれほど重要かを掘り下げていきます。
参加対象は中高学校の教員で、参加費は無料です。セミナー終了後には、アーカイブ動画やサマリーが送られ、当日のディスカッションを後から振り返ることができるようになっています。
ストレスとデータ
最近の調査によれば、370の国公私立大学の85%が「メンタルヘルスに問題を抱える学生が増えている」と回答しています。コロナ禍を経ても、この問題は解消されておらず、教育現場でも対応が急務です。
このセミナーでは、参加者に生徒がストレスとどう向き合うかの重要性を実感してもらうべく、具体的なデータに基づいた内容が提供されます。また、基調講演では東北芸術工科大学の吉田朗氏がストレス軽減のための手帳活用法について具体的な事例を紹介し、「手帳」が持つ可能性について語りかけます。
手帳の力
手帳は単なるスケジュール管理ツールではありません。これを使うことで、生徒たちは自らの感情や行動をより良く理解し、計画的に自己管理をする手段となります。生徒自身が塾で学んだ技術、すなわちセルフコントロール力を効果的に引き出すことで、教育現場での結果をさらに良いものにしていく狙いがあります。
さらに、河合塾が提供する「学びみらいPASS」についても説明があります。これは、生徒たちの多面的な能力を測定するためのアセスメントで、教育の質を向上させる手助けとなります。このアプローチを通じて、教師が自らの教える力を高め、生徒にポジティブな影響を与えることが期待されます。
参加方法
このセミナーに参加希望の方は、こちらの
公式サイトから申し込み可能です。参加者には無料で講演内容の録画を共有し、学びを深めてもらいます。教育関係者にとって、今後の授業作りに役立つ充実のセミナーです。
ストレスマネジメントやセルフコントロール力を育成する手段としての手帳利用の重要性を直に感じるこの機会を、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか?