金沢ユースセンター
2023-05-19 13:10:37

金沢に誕生したユースセンターが若者の新たなサードプレイスに

金沢に新たなユースセンターオープン



家でも学校でもない、若者にとっての「第三の居場所」として、金沢にユースセンターがついにオープンしました。このセンターは、認定NPO法人カタリバが提供するインキュベーションプログラムを基にして、独自に成長を目指しています。

ユースセンターに込められた意義


ユースセンターは、若者が自分らしく居られる環境を提供することを目的としています。現代社会では、多様な能力や個性が求められる中、学力だけではなく、主体性や探究心を育む場所が必要だと認識されています。このセンターは、自己を見つける場所としての役割を果たします。

直面する課題


1. 学力以外の能力の重要性
経済産業省の「未来人材ビジョン」では、画一的な教育から脱却し、目指す社会に向けた自己実現に焦点を当てるべきだとしています。すなわち、ユースセンターは若者が自分の目標に向かってチャレンジする機会を提供する場であるべきです。

2. 居場所の不足
内閣府の調査によると、約20人に1人の子どもが「どこにも居場所がない」と感じています。これは、心の健康や自己肯定感に大きく影響を及ぼします。ユースセンターは、地域に必要な居場所を提供することで、若者たちの安心感を高めます。

3. 居場所と自己肯定感の関連性
調査によれば、居場所が多いと自己肯定感が高まる傾向にあります。ユースの自己肯定感を高めるためには、安全で安心できる居場所の確保が不可欠です。

ユースセンターの活動内容


私たちは、このセンターをどのように育てていくかを若者自身と話し合いながら進めてきました。具体的には、SNSを活用した広報活動や、著名なゲストを招いたイベント、さらには様々なワークショップを行う予定です。プレオープンは3月に行い、オープニングセレモニーは5月21日に予定されています。センターは週3日開館し、若者たちが集う場所として充実していくことでしょう。

今後の展望


このユースセンターが成功することで、面白い大人との出会いや、新たな挑戦の機会、多様性を尊重する環境を提供し、さらに成長した若者たちが次世代への循環を促すことを目指しています。このセンターは単なる居場所ではなく、彼らの成長に寄与する重要な拠点となるでしょう。

寄付と協力のお願い


私たちの活動を持続可能にするためには、地域の皆様や企業からの寄付、応援が必要です。ぜひ、多くの方々に私たちの活動に関心を持っていただき、寄付を検討いただければ幸いです。

詳細は公式ウェブサイトやSNSをご覧ください。

施設情報


  • - 所在地: 石川県金沢市泉野町3丁目3-3
  • - 開所日: 火、金、土または日曜日
  • - 対象者: 中高生を中心とする10代
  • - スタッフ: ユースワーカー、事業本部、大学生ボランティアたちが共に支え合っています。

運営団体について


一般社団法人第3職員室は、全ての世代が楽しく学び合える社会を目指して、1990年代から地域で活動を行ってきました。私たちは、新たな時代に応じて、学校、自治体、企業、NPOと協力しながら教育活動を展開していきます。

会社情報

会社名
一般社団法人第3職員室
住所
石川県金沢市泉野3丁目3番3号
電話番号

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