オープンレガシーが提供する新たなAPI開発環境
オープンレガシー ジャパン株式会社は、企業のレガシーシステムとの接続を容易にするノーコード/ローコードのAPI開発ツール「OpenLegacy HUB」の提供を開始しました。このツールは、主に金融機関を対象に、既存のシステムのAPI公開を促進し、ビジネスの連携をより迅速に行えるよう設計されています。
APIエコノミーの急成長
昨今、Webサービスの進化とともにAPIエコノミーが急速に成長しています。APIを通じたサービス間の連携が進む一方で、金融機関の基幹業務を担うレガシーシステムにおいては、APIの導入や公開に長い時間がかかるのが現状です。このシステムを刷新する需要が高まる中、オープンレガシーはこのニーズに応えるべく、新たなツールの提供を開始しました。
OpenLegacy HUBの特徴
「OpenLegacy HUB」は、レガシーシステムのソースコードに手を加えず、既存のシステムを利用しやすい形でAPI化することが可能です。このツールの特徴は次の通りです:
- - 易しい接続性:各種レガシーシステムに簡単に接続できるように、標準的なコネクターが備わっています。また、業務ごとに必要なAPIを自動生成する機能があるため、開発の手間を大幅に削減します。
- - 中立的な展開先:生成されるAPIは言語に依存せず、JavaやC#、Node.jsなどの開発環境に応じて選択可能です。さらに、構築したAPIはオンプレミス、クラウド、サーバーレス環境に柔軟に展開できます。
- - 再利用可能なモジュール:リポジトリにて部品化されたモジュールを再利用することで、ノーコード/ローコードでAPIを開発することができます。これにより、開発コストと時間をさらに抑えることが求められます。
開発期間の短縮とコスト削減
このツールの導入によって、開発期間の短縮が期待されており、従来の開発手法と比較して、最大10倍の速さでAPI開発が可能と考えられています。また、API性能が向上し、総保有コスト(TCO)が75%削減されるというデータもあります。これは企業にとって非常に大きなメリットと言えるでしょう。
スターターパックキャンペーンのご紹介
さらに、「OpenLegacy APIスターターパックキャンペーン」が実施中です。これは、明確な実施スコープをお持ちのお客様に対し、PoC(概念実証)から開発環境での稼働まで、アドバイザリーサービスと10APIまでのソフトウェアライセンスを3ヶ月間無償で提供するものです。これにより、迅速なサービス開始と収益の向上が期待できます。
まとめ
今後もオープンレガシーは、デジタルトランスフォーメーションやフィンテックサービスの発展を支えるべく、API開発の簡素化を進めていきます。「OpenLegacy HUB」を活用し、企業は新たなビジネスチャンスを掴むことができるでしょう。興味を持たれた方は、ぜひ公式サイトで詳細を確認してみてください。
OpenLegacy公式サイト