YEデジタルの全自動化
2025-12-05 10:22:18

YEデジタルが倉庫自動化システムの全工程自動化を前倒しで実現

YEデジタル、全工程自動化の前倒し達成



最近、倉庫業務を効率化するための自動化システム「MMLogiStation」を手掛ける株式会社YE DIGITALが大きな進展を見せました。北九州市小倉北区に本社を構える同社は、当初2025年度中の目標としていた全工程自動化設備への対応を、初年度に早めて実現したのです。これは、倉庫自動化の未来に向けた大きな第一歩といえるでしょう。

MMLogiStationとは何か?


「MMLogiStation」は、YEデジタルが2021年にリリースした倉庫自動化に特化したWES(Warehouse Execution System)です。このシステムの特徴は、利用が簡単であることです。具体的には、倉庫業務に関連する各種システムがパッケージ化されており、プログラムを記述することなく、すぐに利用を開始できます。

さらに、主要メーカーの自動化設備とのインターフェースを標準搭載したプラグインが用意されており、迅速な導入が可能となっています。このように、YEデジタルはメーカーに依存しない「マテハンメーカーフリー」の方針を掲げ、幅広い設備に対応できるようにしています。

開発加速の仕組み


今回の進展は、設備制御機能の共通化により達成されたものです。YEデジタルは、設備連携プラグインの基盤となる共通コンポーネントを開発することで、業務別プラグインの汎用化を進めてきました。これにより、必要な設備への対応が迅速に行えるようになったのです。

さらに、PLC接続の複数プロトコルに対応し、接続機器の幅を広げることにも成功しました。その結果、2025年度内に達成する予定だった12製品以上に対応することができ、以下の成果を実現しました。

  • - 汎用PLC対応の機器が2種類
  • - プラグイン接続確認が行われた製品が14個
  • - 倉庫業務全行程の自動化設備への対応を完了

こうした成果は、倉庫の自動化に対するニーズに応えるものであり、企業の効率化を支援するものです。YEデジタルの取り組みは、今後も倉庫自動化の重要なプラットフォームとして位置付けられるでしょう。

未来志向の物流


YEデジタルは、今後も倉庫自動化やデータ活用を進め、「持続可能な物流」の未来をお客さまと共に見つめ、実現に向けた取り組みに注力していく方針を示しています。これにより、企業が物流業務をより効率化・最適化できる環境を提供し、持続可能な社会の実現に貢献していくことになるでしょう。

今後、YEデジタルの「MMLogiStation」がどのように発展していくのか、注目が集まります。倉庫業務の効率化とともに、新たなビジネスチャンスを生み出す可能性が広がっているのです。


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会社情報

会社名
株式会社YE DIGITAL
住所
福岡県北九州市小倉北区米町二丁目1番21号APエルテージ米町ビル
電話番号
093-552-1010

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