「GID(性同一性障害)学会第23回研究大会・総会」へようこそ
2022年3月12日から13日の2日間、大阪市中央公会堂にて「GID(性同一性障害)学会第23回研究大会・総会」が開催されます。この学会は、NPO法人関西GICネットワークが主催し、性に関する多様な視点や理解を深めるための重要なイベントとなっています。
実施概要
開催日程と場所
- - 開催日時: 2022年3月12日(土) - 13日(日)
- - 開催会場: 大阪市中央公会堂
住所: 大阪府大阪市北区中之島1-1-27
定員は各日460人とし、コロナウイルス感染防止対策として人数制限が設けられます。
目指す新たな形
これまでの学会形式とは異なり、今回のイベントでは全ての参加者が同じ空間で意見を交換し、親しい議論ができる場を提供します。ポスター発表を通じて様々な意見を共有し、自由な企画を提案できる時間も設ける予定です。
また、特別講演やシンポジウムも企画しており、じっくりと交流できる場を用意しています。
GIDに関する社会的認知の変化
性同一性障害に対する理解は、近年重要なテーマとなっています。WHOは「性同一性障害」という用語から「性別不合」へと名称を変更し、精神疾患の範疇から外す方向に進んでいます。多様な性の姿を認める視点が広がりつつあり、日本でもこの流れを受け止める必要があります。
私たちが直面している現状は、学校や社会の中で想定される「男女の区別」が存在することで、性別に違和感を持つ子供たちの声が見落とされがちです。この学会は、その理解を促進する大きな一歩となることでしょう。
参加方法
参加するためには、事前に入会手続きを済ませる必要があります。入会希望者は、GID学会の公式HPから必要な手続きを進めてください。
事前登録は12月10日から1月31日まで受け付けており、期間終了後は会場にて受付を行います。
参加費用
参加費は以下の通りです:
- - 医師・看護職・心理士・教師等の資格取得者/研究者: 10,000円
- - 一般: 3,000円
理事長の挨拶
この学会は、NPO法人関西GICネットワークが運営します。今回の新たな形の大会は、理事や関係者が共に協力しながら進めていくもので、社会との関わりを大切にしたいと考えています。また、運営資金についてはクラウドファンディングを活用し、皆様からの支援を受けながら進行していく予定です。
この機会を通じて、性の多様性について理解を深め、一人でも多くの方にこの学会に参加していただけることを心より願っています。
詳しい情報や参加登録については、運営事務局までお問い合わせください。
電話: 06-4964-8869
E-mail:
[email protected]