次世代を育成する『うまCEO学園』と早稲田実業学校の新たな取り組み
『うまCEO学園』とは
『うまCEO学園』は、次世代のリーダーシップを育成するため、全国の中小企業の社長たちが教壇に立つという革新的な教育プログラムです。参加者は社長の講演やグループワークなどを通じて、企業経営の楽しさや困難さ、さらにはその背後にある情熱を直接学ぶことができます。この取り組みは、若者がキャリアを考える際に、どのように中小企業と向き合っていくべきかを示す貴重な橋渡しとなります。
早稲田実業学校との連携
e『うまCEO学園』は最近、早稲田大学系属早稲田実業学校高等部と提携し、プログラムを強化する新たなプロジェクトを立ち上げました。具体的には、Z世代が選ぶ“推し社長”アワード「MY CEO AWARD 2024」の企業審査及びアワード運営インターンシップが計画されています。こうした活動を通じ、生徒たちは社長との交流を通じて、アントレプレナーシップを培いながら、自らのキャリアに新たな視点を見出すことが期待されています。
貴重な体験
e生徒の中には、MY CEO AWARD 2024の決勝戦で、全国から集まった社長たちによるプレゼンテーションを直接聴く機会があったことで、強く刺激を受けた人もいます。これらの経験は、生徒にとって自身の進路や就職活動について真剣に考えさせられるきっかけとなり、自分の未来に対する視野を広げる大きな契機となりました。ある生徒は「大企業だけでなく、中小企業も視野に入れたい」との声を上げ、また別の生徒は「社長の挑戦というメッセージに勇気をもらい、起業に挑戦したい」と語っています。
特別授業でのディスカッション
eさらに、『うまCEO学園』の特別授業では、生徒たちがグループディスカッションに参加する機会もありました。テーマは「職場で最大限の成長を得るには、企業に何を求めるか」という内容であり、関東周辺の大学生や高校生、そして社長たちが集まって意見を交わしました。これに参加した生徒たちは、性別や世代を超えた多様な価値観を学ぶ貴重な体験を得ており、その中で自らの意見を発信する難しさや重要性を痛感したと語っています。
教員の感想
e早稲田実業学校の鈴木祥之氏も「生徒をこのような場に連れて行けたことは非常に嬉しい経験でした。」と振り返ります。グループディスカッションでの多様な意見交換が、今後の学びにどうつながっていくかに期待しています。彼は、参加生徒同士や社会人とのつながりを深め、さらに学びを深めていくことを目指しています。
結びに
e『うまCEO学園』と早稲田実業学校のコラボレーションは、ただの教育の枠を超え、実社会で求められるスキルや知識を伝えるための重要なステップとなります。若者たちが仕事の世界を理解し、自らのキャリアについて真剣に考えるきっかけを作るこの取り組みは、地域の未来を支える力強い援軍となることでしょう。今後、さらに多くの社会人との交流や学びの機会が提供されることで、学生たちの成長が期待されます。