新たな看護師⇔医師連携アプリ「Hey, Doctor!?」が登場
2026年9月1日から、株式会社ユニキャストと株式会社常磐ヒラメディカルが共同開発した看護師⇔医師連携アプリ「Hey, Doctor!?」が、医療機関向けに提供されることが発表されました。このアプリは、病棟内における効率的なコミュニケーションを目指しており、特に多忙な医療現場においてその役割が期待されています。
アプリの目的と特徴
アプリ「Hey, Doctor!?」は、看護師が迅速に患者の症状や要望を医師に伝えることを可能にし、医師がその場で対応できる仕組みを提供します。これにより、日々多くの症状報告や指示依頼が生じる医療現場で、コミュニケーションの質を向上させ、優先度を明確にすることで、急ぎの案件が埋もれることを防ぐことができます。
具体的には、依頼の際には優先度タグ(高、中、低)を付けることで、その緊急度を一目で確認できるように設計されています。加えて、未対応の依頼については自動的にリマインドが行われるため、取りこぼしのない運用が可能となります。
安全性と法的評価
「Hey, Doctor!?」は、患者の個人情報を扱うため、国際的な情報セキュリティマネジメントシステムの規格であるISO/IEC 27001の認証を受けて運用されています。また、アプリは診断や治療を目的としたものではなく、薬機法には該当しません。これにより、法規制にも配慮しつつ、安全に情報の取り扱いができる設計がされています。
パイロット導入の成果
このアプリは日立港病院でのパイロット導入を経て、多くの好評を得ました。約1か月半の調査期間中に、病院内で500件の依頼が発生し、取りこぼしはゼロという結果を残すことに成功しました。特に、95.4%の依頼が8時間以内に対応されたことは、医師と看護師の連携の質を示しています。看護師からは、「電話では伝えにくかったが、アプリを使うと伝えやすい」との声が寄せられています。これに対し、医師も「ボタン一つで返答でき、業務が効率化された」との意見を述べています。
料金プランと導入方法
「Hey, Doctor!?」の利用料金は、1病棟あたり月額25,000円(税抜き)で、利用者数無制限、初期費用は不要です。また、導入前には1か月間の無料試験運用が可能なので、実際の業務における効果を事前に確認できます。
結論
医療業界の進化には、テクノロジーの導入が不可欠です。「Hey, Doctor!?」は、その一環として看護師と医師の連携を強化し、より安全で快適な医療現場の実現に寄与することが期待されています。医療機関は、この革新的なアプリケーションを活用することで、病棟内のコミュニケーションを一新できるでしょう。