Cherry Serversの協賛参加によるERPC Startup Programの新たな試用機会
ELSOUL LABO B.V.(オランダ・アムステルダム本社)は、Solana Enhanced RPC「ERPC」を提供する企業です。最近、同社がスタートした「ERPC Startup Program」の一環として、グローバルデータセンターパートナーであるCherry Serversが協賛参加されました。これにより、人気の専有Solana RPCノードをなんと3週間無料で試すことができるようになりました。
ERPC Startup Programとは?
ERPCは、高速かつ安定したSolanaへの接続を実現するためのグローバルプロキシサービスです。自動的に最寄りのエッジサーバーに接続し、低遅延でのアクセスを可能にします。この仕組みにより、世界中からSolana dAppsへシームレスにアクセスすることができ、開発者にとっては高いパフォーマンスを引き出すために非常に重要な要素です。
多くのWeb3やSolanaプロジェクトが、本番環境に近い条件でテストを行う際、インフラコストが障壁となっています。ERPC Startup Programは、この状況を打破すべく、3ヶ月間の無料利用枠を提供しています。さらに、Cherry Serversの参加によって専有Solana RPCノードの試用が可能となり、プロジェクトへのコスト負担を大幅に軽減し、開発の促進が期待されています。
Cherry Serversの役割
Cherry Serversは、顧客のニーズに合わせた高性能ベアメタルサーバーを提供します。彼らの協働により、スタートアップ企業は本番環境に近い条件での開発やテストを、より少ないコストで実現できる体制を整えました。
独立したRPCノードが特に必要とされるDeFiプロジェクトでは、これが大きな利点になります。これまで、メンテナンスやコストがハードルとなっていた端末を、今回のプログラムで手軽に利用できる機会が増えます。
無償利用の詳細
「ERPC Startup Program」に参加が承認されたプロジェクトは、以下のリソースを無償で利用できます:
- - ERPC Pro プラン
- - gRPC コネクション(3 IPアドレス分)
- - Dedicated Standard RPC(専有ノードの3週間試用版)
これらの合計は、約5,000ユーロ相当であり、実運用に近い環境での開発・検証が可能となります。
参加条件
ERPCへの参加には、いくつかの条件があります。具体的には、ソフトウェアベースのサービスや製品がSolana上で開発されていること、設立から5年以内であること、そして一定の資金調達が必要です。その他にも、LinkedInアカウントの保有や多くのボーナス要件があります。
申請から利用開始までの流れ
ERPCの利用を開始するには、以下の手順が必要です:
1. オンライン申請フォームに必要事項を記入し、送信。
2. プロジェクト概要の確認・審査が行われます。
3. 審査をパスした場合、オンボーディングが実施され、ERPC Proプランなどの手順を案内します。
4. 開発・検証を進めることができます。
今後の展望
ELSOUL LABOは、Web3エコシステムの背後にある技術インフラを強化するために取り組んでいます。今回のERPC Startup Programを通じて、より多くの革新的なSolana dAppsの誕生を後押しし、クリプトのマスアダプションを促進することを目指しています。
ERPCの無料トライアルをぜひお試しください。最適なプランを選ぶためのサポートも行っておりますので、お気軽にご相談ください。
参考リンク