豊島区南長崎で春休みに経済を学ぶこどもたちの祭典が開催
春の訪れとともに、豊島区南長崎が活気にあふれる季節を迎えます。2025年3月27日から、非営利の任意団体PLAY-WORK実行委員会が主催するイベント「Let's make PLAY-WORK our CULTURE!~こどものまちをつくろう」がスタートします。このイベントは、子どもたちが遊びながら経済を学ぶことを目的としており、今年で8回目を迎えます。
経済体験を通じた成長
参加する子どもたちは、まず「ハローワーク」に行き、約30種類の仕事から興味のあるものを選びます。この活動の中で、子どもたちは実際に仕事をし、その報酬を得ることができます。ただの遊びではなく、税金が天引きされた後の収入を銀行で受け取り、そのお金を用いて買い物や遊びを楽しむことができるのです。さらに、子どもたちのアイデアをもとに「起業」することも可能で、新しい商品の開発や販売を体験することで、経済感覚を養う貴重な経験ができます。
このように、ただの模擬体験ではなく、リアルな経済が動いていることは大きな特徴です。昨年のイベントでは、実際に会社が倒産した事例もあったことから、子どもたちがどのようにして利益を追求し、企業を持続させるのかというリアルなドラマが繰り広げられました。今年の開催では、一体どんな新しい物語が待っているのでしょうか。
四次元きょうりゅうの特別企画
Visualを一新し、特別企画も用意されています。3月30日から4月5日まで、体長6メートルを超える巨大な恐竜「四次元きょうりゅう」が展示されます。このプロジェクトは、アーティストの関口光太郎氏が手がけるもので、新聞紙とガムテープを用いて制作されます。子どもたちが考えた「未来に残したいもの」を託するためのアート作品となり、参加者の自由な発想が形になる瞬間を楽しめます。
この「四次元きょうりゅう」は、3月29日に原っぱ公園で組み立てられ、4月5日までの予定で一般公開されます。天气やその他の要因によって変更になる可能性もあるため、訪問時には事前にチェックが必要です。
イベント詳細と参加方法
この楽しいイベントは、小学1年生から中学3年生までの子どもが対象です。参加費は1日1,000円(税込)で、事前の予約が必要です。参加希望者は、公式webページに掲載されているチケットサイトから申し込むことができます。これにより、当日会場にて参加費を現金で支払う形になります。
開催場所は、ターナーギャラリー(豊島区南長崎)と南長崎はらっぱ公園の一部となります。親子で楽しめるプレイベントも予定されており、開始前の3月26日に二部入替制で行われます。イベントは連続した7日間にわたって実施されるので、春休みを満喫しながらお子さんと共に参加する良い機会となるでしょう。
この習い事のような体験は、子どもたちにとって貴重な学びの場です。「正解のない遊び」の中で、失敗を恐れずに試行錯誤する力を育て、自由に行動する楽しさを体験してもらいたいと思います。春休みの特別な経験を通じて、子どもたちの未来をより豊かにする一助となることでしょう。