リユース体験教室
2025-01-08 10:42:38

子どもたちがリユースを学ぶ「学校ブックオフ」プロジェクトの成果

2024年1月24日、「教育の国際デー」に合わせて、ブックオフグループホールディングスが実施する教育プロジェクト「学校ブックオフ」が、小学生を中心にリユースの重要性を広める成果を発表しました。このプロジェクトは、2024年12月時点で受講者数が12,077名に達し、1万人を超えたことを報告しています。「学校ブックオフ」は、リユースの概念や循環型社会について楽しく学べるプログラムを提供しており、受講する各学校では、定期的に授業カリキュラムに組み込まれています。また、プロジェクトの特徴として、小学生だけでなく、環境問題への意識を高めるために中学生の職業体験学習とも連携している点が挙げられます。このような取り組みにより、若い世代のSDGs理解を深めることを目指しています。

「学校ブックオフ」に参加した小学生は、リユースショップでの体験を通じて、不要な本やCDのリユースに積極的になり、自分たちの行動がどのように持続可能な社会につながるのかを考えるようになりました。具体的な体験に基づく学びが、彼らの意識改革を促しているのです。参加者からは、リユースを通じて「もったいない」という考え方を学び、日常生活においてもリユースできるものを探すようになったという声が聞かれます。

さらに、2024年11月から12月にかけて実施された中学2年生対象の職業体験では、リユースについての理解を深めてもらう活動が行われました。従来の小学生向けプログラムに加え、実際に店舗での業務を体験することで、働くことの意義や自分たちの行動の影響についての理解を深め、より主体的な学びを促しています。参加した中学生からは、「仕事をする上で自分で考え工夫することが大切だと分かった」「リユースショップは環境保護のために重要な役割を果たしている」という意見が寄せられ、リユースの重要性を実感した様子が伺えます。

プロジェクトの一環として、初の公立小学校との衣料品回収活動もスタートしました。この取り組みは、児童が自身で地域から不要な衣類を集めることで、社会貢献への関心を高めることを目的としています。また、東京都調布市のインターナショナルスクールでも活動が行われており、国際的な循環型社会の実現に向けた取り組みが拡大しています。

ブックオフの独自の「R-LOOP(アールループ)」システムは、家庭から不要な衣料品や雑貨を簡単に貢献できる仕組みを提供しています。回収後はリユースショップで販売され、収益はNPOなどへ寄付されます。このようなシステムの導入により、地域社会でも循環型社会の実現を目指しています。

ブックオフグループは、リユースのリーディングカンパニーとして、さらなる教育支援に注力し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを続けていきます。教育は未来を形作る根本であり、その役割を果たすことが企業の社会的責任でもあると言えるでしょう。


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会社情報

会社名
ブックオフグループホールディングス株式会社
住所
神奈川県相模原市南区古淵2-14-20
電話番号

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