ITエンジニア育成の挑戦
2025-06-12 13:51:02

サーティファイが20年連続でIPA審査に合格、ITエンジニア育成の新たな一歩

サーティファイ、20年にわたる審査合格の軌跡



経済産業省が主催する「基本情報技術者試験」とは、ITエンジニアを志す人の登竜門とされています。この試験の一部である「科目A試験」が、サーティファイによって実施される「修了試験」に基づく免除制度を活用することで、受験生に大きなチャンスが与えられています。サーティファイは2006年度から続くこの制度の「修了試験」で、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の審査に20年連続で合格するという快挙を成し遂げました。

科目A試験免除制度の概要



基本情報技術者試験の「科目A試験免除制度」は、IPA認定の講座を受講し、科目Aの「修了試験」に合格することで得られる特典です。その特典とは、認定を受けたカリキュラムからの学習が1年間免除されることで、受験生にとっては学習の負担が軽減され、試験合格に向けた道が開かれます。この制度は、2004年5月に導入された後、2010年から全国で広がりを見せ、教育機関や企業におけるITエンジニア育成に貢献してきました。

制度活用の流れ



この制度の活用は以下のステップに分かれます。

1. 認定講座の申請: 情報処理技術者を育成するために、経済産業省令に則った講座を開設する必要があります。これには、全100項目を網羅する方法と、一部を民間資格で代替する方法があります。
2. カリキュラムの審査: どの教材を用いるか、必要な指導時間はどれぐらいかをIPAがチェックします。
3. 講座日程の申請: 実施予定の具体的なスケジュールをIPAに申請し、承認を得る必要があります。
4. 講座の実施: 学校や企業内で実施される講座には、多くの受講生が参加します。
5. 修了試験の実施: 受講生は試験を2回まで受けることができ、これを学校または企業内で実施します。
6. 修了認定者の決定: 受験団体が試験を採点し、合格者には科目Aの試験が1年間免除されます。

サーティファイの役割



サーティファイはこの制度において、以下のような重要な役割を果たしています。
  • - 「修了試験」の実施
  • - 民間資格を通じたカリキュラムの免除確保

サーティファイの主催する「情報処理技術者能力認定試験2級第1部」を受験することで、実際には78項目が免除される道が拓けます。

成果と今後の展望



このFE科目A免除制度を活用することで、数多くの受験生が基本情報技術者試験の取得を目指し、その技術力向上につながっています。サーティファイの持続的な努力により、ITエンジニアの裾野が広がることが期待されており、国のIT人材育成方針とも合致した取り組みが進行中です。

サーティファイの沿革



設立から42年、サーティファイは日本のビジネス資格試験を運営し続けており、385万人を超える受験者を輩出しています。特にここ数年では、不正抑止に優れた独自のオンライン試験システムも開発しており、その成果を教育機関や企業の採用試験にも適用している点が注目されています。

まとめ



サーティファイによる試験制度の導入と維持は、今後のITエンジニア育成だけでなく、日本の情報処理技術の発展にも大きく寄与することでしょう。ITスキルを持つ人材の育成は、国際競争力を高めるためにも重要な要素となります。新たな挑戦として、サーティファイとともに未来を切り開いていきましょう。




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会社情報

会社名
株式会社サーティファイ
住所
東京都中央区日本橋茅場町2-11-8茅場町駅前ビル4F
電話番号
0120-031-749

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