北海道のサウナ「SAUNA Otaru arch」が初出場で栄冠を獲得！

北海道のサウナ「SAUNA Otaru arch」が全国大会で快挙

2025年10月8日から9日まで、東京・台東区で開催された「Sauna Herbal Cup Japan 2025」。ここで北海道初出場となった小樽の「SAUNA Otaru arch」が、見事にプレゼンテーション部門で1位を獲得しました。この大会は、自然のハーブを利用してウェルネスとリラクゼーションを追求するもので、全国から集まった選手たちが競い合いました。

「Sauna Herbal Cup」とは

「Sauna Herbal Cup」は、2015年にチェコ共和国で始まった大会で、参加者はサウナ空間を活用し、自然素材の特性を生かした独自のプログラムを提供します。日本は2024年から正式にこの大会に参加することが決まり、今年からプレゼンテーション部門に選手が集まっています。出場できるのは、普段からハーブを使ったサウナサービスを行っているハーバルマスターのみで、競技は3つの部門に分かれています。

北海道産ハーブをもとにした演目

「SAUNA Otaru arch」の石森うサぎ選手は、全てのプログラムで50種以上の北海道産ハーブを使用しました。特にプレゼンテーション部門では、「カムイレラの森」と題し、アイヌ文化の影響を受けた内容を展開しました。

ハーバルリチュアルプログラム

このプログラムは「火の神・アペフチカムイ」をテーマに設定されました。アイヌの人々が火を絶やさず家を見守る姿を再現した内容で、ラベンダーやヨモギのハーブを使って香りを広げる演出が施されました。お香や扇、タオルなどのアイテムを駆使して、心地よいサウナの雰囲気を作り上げました。

ピーリングプログラム

スチームサウナで行われたこのプログラムでは、手作りのフェイスパックや塩・シュガースクラブを観客に提供し、リラックスした空間を構築しました。「赤紫蘇ソルトスクラブ」が特に人気で、参加者に癒しの体験を提供しました。

プレゼンテーション部門における栄光

石森選手は、プレゼンテーション部門で1位を獲得し、所定の資料では「カムイレラの森」の神秘的な雰囲気を強調しました。途中で観客にたっぷりのハーブや香りを体験させ、アイヌ文化の豊かさを伝えました。

「ようこそ、『カムイレラの森』へ。ここは霧に包まれた神秘の森で、北海道産のハーブが芳しい香りを漂わせています」といったコンセプトで、観客の心を掴みました。

これからの展望

10月9日に終了した「Sauna Herbal Cup Japan 2025」。次なる全国大会はアウフグース・チャンピオンシップ・ジャパン 2025（ACJ2025）ですが、SAUNA Otaru archは自然のハーブを使ったハーバルリチュアルを今後も定期的に提供し続けます。最新情報は公式Instagramで公開予定です。