データ活用新時代
2025-11-21 11:07:33

POCKET RDがデータ活用の新時代を切り拓く特許を取得

POCKET RDが特許取得



株式会社POCKET RD(本社:東京都港区)が、利用者自身が提供したい情報を選べる「情報提供システム」の特許(特許第7766943号)を取得しました。

近年、プライバシー保護に対する意識の高まりとともに、Cookieに頼らないデータ活用の手法が求められています。その中で注目されているのが、デジタルウォレットに保管されたNFT(非代替性トークン)の情報を基にしたマーケティング手法です。この手法は、企業側が情報を分析し、広告やクーポンを提供するという従来のスタイルから一歩進んでいます。しかし、大きな課題として「データ活用の主導権が誰にあるのか」が残っていました。POCKET RDは、この主導権を利用者本人に移すべきだと考え、特許の取得を進めてきました。

特許技術の核心


今回、POCKET RDが取得した特許は、第三者がウォレット情報を分析する手法とは異なり、全ての情報開示が「利用者本人による開示要請」から開始される点が特徴です。このシステムでは、利用者からの能動的なアクションが必要であり、情報が「人に関する情報(利用者トークン)」と「モノに関する情報(アイテムトークン)」に分けて管理されます。これにより、利用者は自身のデジタルウォレット内の情報を安全に保管し、開示権を完全にコントロールすることが可能となります。

トークンの管理


  • - 利用者トークン: 個人の属性や行動履歴を記録します。
  • - アイテムトークン: 製品の所有履歴や利用履歴を記録します。

この情報を基に、利用者は開示の是非や開示先を選ぶことができるのです。つまり、利用者は「何を」「誰に」情報を開示するかをその都度、自身で決定できるようになります。

活用シーンの想定


本特許技術は、個人が消費行動に基づく価値を得る場面に活用されることが期待されています。例えば、利用者がオーガニック食品を好んで購入している場合、スーパーマーケットが提供する「お客様の好みに合わせた特別なクーポン」に対応することが可能です。利用者は自分のウォレットから開示要請を行い、必要な情報だけを指定して開示することで、パーソナライズされた特典を受け取ることができるのです。

今後の展望


本特許は、特定のサービスではなく、個人が主導権を持つデータ活用のための基盤技術となります。POCKET RDは、今後も様々な業界の企業と協力しながら、この技術の社会実装に向けた実証実験などを進めていく意向を示しています。

POCKET RDについて


POCKET RDは、世界中の人々のコミュニケーションを豊かにするために技術革新を追求しています。ブロックチェーンとアバター技術を活用し、未来の新たなインフラを創造することを目指しています。


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会社情報

会社名
株式会社POCKET RD
住所
東京都港区赤坂4-8-18赤坂JEBLビル9F
電話番号

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