カイゼンを加速する契約
2019-06-28 11:02:26
ブロードリーフとKAIZEN InstituteがOEM契約を締結し、生産現場のカイゼンを加速
ブロードリーフ社はこの度、KAIZEN Instituteとの間で重要なOEM契約を結びました。この契約は、OTRS(業務最適化ソフトウェア)を通じたIoH(Internet of Human)事業の国際的な展開を加速させることを目的としています。
ブロードリーフは、2019年1月にKaizen Global Enterprises(以下KGE)との間に戦略的パートナーシップの設立に関する覚書(LOI)を締結し、両社のノウハウを共有し、OTRSとKAIZENの手法を組み合わせることによる改善効果を検証してきました。この結果、OTRSを基にした動画による時間分析及び動作分析機能をKAIZEN Business System(KBS)に統合することで、組織内での持続的なカイゼン活動がさらに効果的に進められることが確認され、正式なOEM契約に至ったのです。
このパートナーシップに基づき、ブロードリーフとKAIZEN Instituteは「KAIZEN™ Time Study powered by OTRS」の導入に注力します。このプロジェクトは製造業のみならず、サービス業、小売業、農業、建設業、医療、教育など、幅広い分野でのカイゼン活動を支援し、さらなる経済的・社会的な発展に寄与することが期待されています。
ブロードリーフの取締役副社長である山中健一氏は、カイゼンのノウハウがさまざまな産業に応用され、日々進化していることを強調しました。特に、デジタル化が進む現代において、現場の改善スパイラルもデジタルの力を借りて強化されるべきだと述べています。OTRSはこの改善スパイラルをサポートし、組織の改善能力を高める手助けをする存在です。彼は、KAIZEN Instituteとの協力によって、OTRSのグローバルな発展が加速し、カイゼンの次なる段階に進むことができることに興奮を隠せません。
一方、KAIZEN InstituteのディレクターであるRisa Cox氏も、この契約の意義を力強く表現しました。彼女は、ソフトウェアが単なる人間的やり取りの代替物となることなく、OTRSが顧客の持続的改善を支える重要なツールであると考えています。デジタル化が進む現代において、彼らは常に自己改善を続け、顧客をサポートするための努力が必要であるとのメッセージを発信しました。このOEM契約によって、KAIZENの本質的なアイデンティティを守りながら、デジタライゼーションを戦略的に取り入れることへの期待が高まっています。
「KAIZEN™ Time Study powered by OTRS」は、映像を使用した動作分析や時間分析の機能を搭載しており、生産ラインや製造現場の作業時間を短縮し、省力化やコスト削減を実現します。これは、業界工学などの手法に基づき設計され、カイゼン活動を迅速かつ効率的に推進するためのソフトウェアです。KAIZEN Instituteが展開する独自のメソッドであるKBSが組み込まれており、現在、世界47拠点で展開されています。
この契約により、両社のコミットメントはさらなる大きな飛躍を遂げることが期待され、業界の枠を越えた新たな改善活動の可能性が広がっていくでしょう。企業が競争力を高め、持続的な成長を遂げるための礎となる革新的な取り組みに注目が集まります。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ブロードリーフ
- 住所
- 東京都品川区東品川4-13-14グラスキューブ品川8F
- 電話番号
-
03-5781-3100