まさにファンタジー！阿部智里新作『皇后の碧』が重版決定

美しきファンタジー小説『皇后の碧』重版決定

阿部智里さんの注目の新作『皇后の碧（みどり）』が、なんと4刷の重版が決定しました。まだ最近5月29日に新潮社から発売されたばかりですが、すでに読書メーターの「読みたい本」ランキングで月間1位を獲得し、全国書店の週間ランキングでもトップに立つなど、その話題は尽きません。

ファンタジーとミステリーが融合した物語

この小説は、かつて火竜に家族を奪われた少女ナオミが、風の精霊を統べる皇帝シリウスから「私の寵姫の座を狙ってみないか？」と誘われるところから始まります。シリウスの後宮にはすでに皇后と幾人かの愛妾がいて、彼の胸には緑の宝石「皇后の碧」が輝いていました。この宝石が持つ深い意味や、後宮が抱える秘密を探るため、ナオミは様々な手がかりを追い求めることになります。

物語の中では誰が本当に信頼できる仲間で、誰が敵なのかが不明確で、ナオミは次第に心の葛藤や周囲の謎に取り込まれていきます。このような展開が新鮮で、読者を引き込む要素が満載です。

書店員の推薦コメント

既に多くの読書家や書店員からの絶賛の声が寄せられています。「予想以上の展開が待っていて驚いた」「キャラクターに愛着が湧く」といったコメントがSNSでも広がり、瞬く間にその魅力が伝わっています。例えば、文苑堂書店の菓子涼子さんは、「ファンタジーでありながら、ミステリー的要素も強く、ドキドキして大忙しの気持ちです」とコメントしています。こういった多様な感想が、作品の魅力をさらに引き立てています。