地元の魅力満載！ホテルアークリッシュ豊橋で特別農業イベント開催

地元農産物を楽しむ特別なイベント

2025年4月13日、ホテルアークリッシュ豊橋で、地元の農産物を扱った「SPECIAL FARMERS COLLECTION SPRING 2025」が開催されました。このイベントは、東三河フードバレー構想の一環として、地元の生産者と共に特別企画として実施されたものです。この日、約110名の参加者が集まる中、生産者の食材を活用した特別なビュッフェが提供されました。

自然の恵みを一堂に

地域の特色を生かしたイベントには、13名の地元農業者が参加し、彼らが育てた旬の作物やこだわりの加工品を披露しました。東三河の肥沃な土地で育まれた農産物は、質の高い食材として知られ、料理長の今里武が、その魅力を最大限に引き出す調理法で料理を提供しました。参加者は料理を楽しむだけでなく、生産者との交流を通じて農業の背景や苦労を学ぶ貴重な体験ができました。

あいにくの天候も熱気を帯びた会場

本イベントは本来、屋外で実施される予定でしたが、悪天候のため室内に場所を移動しての開催となりました。それでも、参加者は盛り上がり、料理を楽しむ姿が見受けられました。特に、事前に行われたトークセッションでは、「東三河フードバレー構想の未来」について、生産者と今里が熱く語り合い、地域の食文化を更に盛り上げるためのアイデアや取り組みが共有されました。

春の特別な食材の試み

この時期は農作物が少なくなる「端境期」と呼ばれる時期ですが、生産者たちはさまざまな工夫を凝らして農産物や加工品を提供しています。春のイベントでも、冷凍保存や加工品をうまく取り入れ、美味しさを伝える工夫がなされていました。参加者は、地元生産者の新たな試みに触れることで、一層興味を抱く機会となりました。

地元の誇りを再確認

マルシェでは、農民藝術創造倶楽部が手掛けた食材やその加工品が販売され、参加者は新鮮な食材を手に入れるチャンスを得られました。このように、地域の特産品を知り尽くした生産者との対話は、参加者にとって貴重であり、食に対する興味や理解が深まる結果となりました。

イベントの締めくくりには、大盛況の抽選会が行われ、多くの参加者が楽しむ中で最後まで会場は盛り上がりを見せました。

次世代のための食文化の育成

ホテルトップの今里は、地元の食文化を次世代へ継承するためとして、フードビジネス人材の育成にも力を注いでいます。「東三河フードバレー構想」は、若いフードクリエイターたちの発掘と育成を目指し、地域の農業と食文化の発展を図っています。このような取り組みが地域の活性化につながってゆくでしょう。

「SPECIAL FARMERS COLLECTION」は、単なる食のイベントに留まらず、地域の人々が食を通じて結びつく機会を提供する場として、今後も続けていく事が期待される重要なイベントです。