障がい者によるVRアート展覧会の成功
日本で新しい可能性を探る「障がい者がつくるVRアートを楽しく体験できるイベント」が、クラウドファンディングを通じて大成功を収めました。このイベントは、2021年から東京大学の登嶋健太氏が監修しており、「福祉×VR」という革新的な取り組みの一環です。
クラウドファンディングの成果
本プロジェクトは、人気のVRアーティスト、せきぐちあいみ氏をスペシャルアドバイザーとして迎え、今秋に開催される展覧会に向けた支援を「READYFOR」で募りました。なんと、公開からたった1日で目標金額を突破し、31日間で支援総額1,730,000円、支援者数137名という素晴らしい結果が得られました。これは、目標額の346%にあたります。
目黒での展覧会
今年の秋、東京都目黒区にて、施設の利用者が制作したVRアートを披露する展覧会が行われる予定です。また、同じ会場では要介護5のコラムニストである神足裕司氏が制作したNFTアートも展示され、訪れる人々に新鮮な刺激を提供します。
この展覧会の開催が見込まれる日程は、2022年11月5日(土)から6日(日)までの2日間で、具体的な場所は目黒区の某スタジオとなっています。詳細は、クラウドファンディングサイトで支援者にご案内される予定です。当日券の予定はありませんが、若干のキャンセル分が出れば、追加のチケットが提供される可能性もあります。
VRアートの可能性
VRアートプログラムは、障がい者にとって自己表現の新しい手法となるだけでなく、3DCGやデザイン、アプリケーション開発、プログラミングといった多様な業種での興味を引き出す重要な一歩となります。これにより、就労支援との連携も視野に入れた活動が進められています。
社会福祉法人千楽の理念
本プロジェクトを主導する社会福祉法人千楽は、「その人らしく生きる、をあきらめない」という理念を掲げ、千葉県浦安市で障がい者福祉を展開しています。新しい福祉の可能性を探求し、社会全体にその重要性を提案していく姿勢が評価されています。
支援の募集
なお、今後のプロジェクトでは、メタバースやVR関連のサービスを展開する企業、ゲーミングパソコンや周辺機器を販売する事業者、福祉・介護に関連するサービスを提供する企業との協賛も求めています。また、運営ボランティアスタッフも募集中です。
お問い合わせは、社会福祉法人千楽の広報担当までお気軽にどうぞ。
【お問合せ先】
社会福祉法人千楽
広報担当:三澤
電話:047-305-1988
FAX:047-305-1989
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