不登校児も注目!NIJINアカデミーが修学旅行で新しい教育の価値を発信
2025年に行われる「ICC FUKUOKA 2025デザイン & イノベーション アワード」への参加が決定した「NIJINアカデミー」。このオルタナティブスクールは、修学旅行を通じて不登校児が自身の経験をもとに新しい教育の在り方を語ります。
ICC FUKUOKA 2025とは?
「ICC FUKUOKA 2025」は、Industry Co-Creation (ICC) サミットの一環として開催される重要なイベントです。このアワードは、革新的なデザインや技術を持つ企業にスポットライトを当て、観客がその魅力を直接体験できる場を提供します。10社が参加し、審査員によって革新性や社会性など多角的な視点から評価され、優勝者が決定されます。
不登校児が話す新しい教育の形
「NIJINアカデミー」の生徒たちは、修学旅行の中で約3泊4日をかけてプレゼンテーションを行います。彼らは自らの不登校の経験を基に、「教育を選ぶことの大切さ」を訴えることになります。特に、メタバースを通じた体験や、ホームルーム、体育の時間を実際に体験してもらうことで、より具体的に教育の可能性を示す機会とします。
このプログラムは、学校に通えなかった子どもたちがどのように自分の道を切り開いていくのか、その希望の物語を語る場となるのです。教師やゲストの方々にも、彼らの声を直接聞いてもらうことが期待されています。
NIJINアカデミーの教育理念
「NIJINアカデミー」は、2023年9月に開校した新しい形のオルタナティブスクールです。現在、全国36以上の都道府県から350名を超える生徒が通っています。学校の外でさまざまな形で学ぶ選択肢を提供し、「多層的な心理的安全性」「一流教師による対話型授業」「子ども主体のプロジェクト」を教育の柱に据えています。これにより、学校に行けないことを劣等感として捉えるのではなく、全ての子どもたちが未来に希望を抱いて成長できる場を創り出しています。
さらに、NIJINアカデミーに通う生徒たちの92%以上が在籍校の出席認定を得ています。これにより、彼らが社会において正当に評価される教育を受けていることを証明しています。
会社情報
「NIJIN」を運営する株式会社NIJINは、「教育から国を照らす」を理念に、さまざまな教育課題を解決するために活動しています。元小学校教師の星野達郎が設立したこの企業は、不登校問題や教員不足、学校システムの問題に真剣に取り組んでいます。教育は未来を切り開く鍵であり、すべての人が希望を持てる国を目指し、教育の在り方を再考しています。
詳しい情報は公式ウェブサイト【https://www.nijin.co.jp/academy】でご覧いただけます。
「ICC FUKUOKA 2025」におけるNIJINアカデミーの取り組みは、不登校児たちの新しい挑戦を目の当たりにする貴重な機会です。彼らの力強いメッセージを、多くの方々に届けていきたいと思います。