夏の頭皮トラブル、深刻化! 約5人に1人が悩んでいる!
今年の夏は、例年以上に頭皮トラブルに悩んでいる人が多いようです。女性の発毛治療を行う「クレアージュ」が実施した調査によると、30~60歳の女性の約20.5%が、頭皮のかゆみ、炎症、ニキビなどのトラブルを感じていることが判明しました。
特に多い症状は「かゆみ」で、次いで「ニキビ」と「炎症」が挙げられました。しかし、これらのトラブルに対して「特に何もしていない」と答えた人が半数以上いるという現実も浮き彫りになりました。
抜け毛も増加傾向! 秋よりも早く症状が出る人も
さらに、夏の抜け毛に関する調査では、約5人に1人が「1か月前より抜け毛が増えた」と回答しました。一般的に抜け毛は秋に増える傾向がありますが、今年の夏は例年よりも早く抜け毛に悩む人が増えているようです。
抜け毛・頭皮トラブルの原因は?
クレアージュ総院長の浜中聡子医師によると、夏の頭皮トラブル増加の原因は、異常な暑さによる様々な要因が考えられるとのことです。
1. 紫外線の影響
顔や体は日焼け止め対策をしている人も多いですが、頭皮は日焼け止めを塗る人が少ないのが現状です。紫外線は頭皮の皮膚炎を引き起こし、赤み、痛み、フケなどのトラブルに繋がることがあります。頭皮環境が悪化すると、抜け毛のリスクも高まります。
2. 寒暖差ストレス
室内外の気温差が大きい夏は、頭皮にもストレスがかかります。温度変化によって血行が悪くなったり、頭皮が乾燥したりすることが、抜け毛や頭皮トラブルに繋がる可能性があります。
3. 夏バテによる栄養不足
夏バテで食欲が落ちると、髪に必要なタンパク質やビタミンなどの栄養素が不足しやすくなります。栄養不足は、髪の成長を阻害し、抜け毛や髪質の悪化に繋がることがあります。
頭皮トラブルを放置せずに! 早期に対処することが重要
頭皮トラブルは放置すると悪化し、抜け毛や薄毛に繋がることがあります。クレアージュでは、患者様一人ひとりの頭皮の状態を丁寧に診察し、最適な治療方法を提案しています。
もし、頭皮トラブルに悩んでいる方は、早めに専門医に相談することをおすすめします。