医師3000人超!開業医向けオンラインサロン「ドクターズチャート」の成功秘訣

医師3000人超！会員制オンラインサロン「ドクターズチャート」の成功物語

2019年10月、Twitterで出会った「よいこはこいよ」先生とMM先生によって設立された医師向けのオンラインサロン「ドクターズチャート」。
開業医と開業準備中の医師を対象に、クリニック開業に関する情報を共有する場としてスタートしたこのサロンは、現在、会員数3000名という驚異的な規模に成長を遂げています。会員の3分の1が開業済みの医師、残りの3分の2が開業を目指す医師という構成です。全国各地から医師たちが集まり、日々活発な情報交換が行われています。

なぜ「ドクターズチャート」はここまで成長できたのか？

「ドクターズチャート」の成功には、いくつかの要因が考えられます。

1. 情報共有の必要性と匿名性の確保

多くの医師は、開業準備を医局に内緒で進めることが多く、同業者や先輩医師からの情報収集が困難です。
開業関連企業からの情報も、営利目的が含まれるため、情報の真偽を見極めるのが難しいという課題がありました。
「ドクターズチャート」は、匿名性を確保することで、医師たちが忖度することなく、自由に情報を交換できる場を提供しています。

2. 活発な情報交換と多様なニーズへの対応

サロンでは、内装業者や医療機器の選定、物件探し、医局との関係性、集患対策、SNS活用、求人、スタッフマネジメント、助成金情報など、開業に関するあらゆる情報が共有されています。
1日に60～100件もの情報交換が行われており、その活発さは他のオンラインサロンと比較しても際立っています。

3. 信頼関係とコミュニティの醸成

会員は医師資格の確認が行われているため、医師以外の参加は制限されています。
この匿名性と会員限定性によって、安心して本音で語り合える信頼関係が築かれ、強いコミュニティが形成されています。

4. 積極的なサービス展開

「ドクターズチャート」は、オンラインサロンとしての機能にとどまらず、医療系サービス企業とのパートナーシップや、会員クリニックの求人情報を掲載する医師マッチングサービスなども展開し、会員へのサポート体制を強化しています。
YouTubeなどのSNSを活用した情報発信にも力を入れており、新しい時代の医師の働き方を支援する存在となっています。