賃貸市場の動向
2024-12-26 10:50:54

主要都市でのファミリータイプ賃料の急増が顕著な2024年の賃貸市場動向

2024年賃貸市場動向の概要



株式会社いえらぶGROUPが発表した最新の調査によると、2024年11月の賃貸市場において、ファミリータイプの賃料が主要都市で著しく上昇していることが明らかになりました。特に東京都23区内の板橋区が160.7%という驚異的な上昇率を記録し、賃貸業界に驚きをもたらしています。

1. 賃貸賃料の全体的な傾向



調査は2023年11月と2024年11月の全国賃貸集合住宅の市場動向を比較したもので、シングル、カップル、ファミリーのそれぞれにおいて賃料が上昇しています。シングルタイプの平均賃料は全国的に101.9%上昇し、沖縄県(114.1%)、茨城県(113.4%)、岐阜県(110.4%)などが上位を占めています。北関東地域も上昇幅は大きく、全体的な流れとして賃貸市場は上昇トレンドにあるといえるでしょう。

2. カップルタイプの賃料事情



カップルタイプにおいても、47都道府県中39県で賃料が上がっており、沖縄県の131.9%、秋田県の120.8%、東京都の116.9%といった具合で、各地での賃料上昇が際立っています。これにより、カップル向け物件の需要が高まっていることが伺えます。

3. ファミリータイプの賃料上昇



ファミリータイプの賃料では、特に主要都市がランキングの上位を独占しています。1位は大阪府で132.5%の上昇、続いて東京都118.1%、神奈川県114.2%となっています。特に板橋区は160.7%という抜きん出た成長を見せ、賃貸市場の活性化を象徴しています。また他の区でも大田区140.4%、中央区134.3%と、賃料の上昇が見られますが、豊島区の72.5%の下落も注目すべきポイントです。

4. 賃貸業界のDXと新たな流れ



いえらぶGROUPは不動産業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組んでおり、業者間流通プラットフォーム「いえらぶBB」を通じて、賃貸業務の効率化を推進しています。同社は、賃貸管理会社と仲介会社を繋ぎ、物件流通から契約までをオンライン化することにより、賃貸市場に新たな価値を提供しています。

まとめ



2024年の賃貸市場は、全国的に賃料が上昇する中でも、主要都市のファミリータイプが特に大きな成長を見せていることが明らかになりました。この動向は今後も続くと予想され、多くの人々が快適な住まいを探す中、賃貸市場の動きには注目が集まります。


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会社情報

会社名
株式会社いえらぶGROUP
住所
東京都新宿区西新宿2-6-1新宿住友ビル50階
電話番号
03-6911-3955

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