新たな物流革命
2026-04-21 09:20:04

業界初!花王と三菱食品が共同配送コンソーシアム「CODE」を発足

2023年、花王株式会社と三菱食品株式会社は、共同配送コンソーシアム「CODE(Cargo Owners’ Data-driven Ecosystem)」を発足しました。この取り組みには旭食品株式会社、株式会社あらたなど多くの企業が参加し、2026年から実際の活動が開始されます。

日本の物流業界は、労働人口の減少や「物流2024年問題」に直面しています。特に、トラックドライバー不足は深刻化しており、従来の物流体系を維持することが困難な状況にあります。2026年からは改正物流効率化法に基づく取り組みも本格化するため、業界内での連携が求められています。

このような中で、花王と三菱食品は大規模な支線配送での実績を活かし、このコンソーシアムを通じて物流効率の向上を図ります。具体的には、共同配送による混載や帰り便の活用でトラックの台数を削減し、環境負荷の低減を目指しています。

花王と三菱食品はすでに一部地域での定期運行を実施しており、その成果として年間運行台数を約300台削減、年間CO2排出量を約10トン減少させるなどの成果を上げています。これらのデータは、新たな共同配送の実施に向けた重要な基盤となります。

このコンソーシアムの一つの大きな目的は、データドリブンな共同配送の実現です。従来の配車作業は人の感覚や経験に依存していましたが、CODEでは、データ基盤とコースマッチングツールを用いて、参加企業同士の共同配送可能なルートを可視化します。これにより、効果的なマッチングが可能となり、さらなる効率化が期待されています。

また、物流業界が抱える担い手不足という問題にも言及し、ドライバーや運送事業者にとっての価値創出を重視した取り組みを進める方針です。参加企業間での短稼働運行の組み合わせにより、車両あたりの稼働率が向上し、収益性も改善される見込みです。

コンソーシアムの活動においては、データガバナンスやコンプライアンスの徹底も重視されており、情報交換に関する法律にも配慮された取り組みが実施されます。このような意識が共同配送の健全な発展を支える重要な要素となります。

今後の展開としては、共同配送の成果を最大化するためのマッチング手法の研究や、コンソーシアム規模の拡大が計画されています。さらに、経済産業省や国土交通省などの政府機関との連携を強化し、政府が掲げる物流政策にも積極的に参加していく方針です。

「CODE」は、物流業界の新たな規範となることを目指しており、データと技術の力を駆使して課題解決に挑む意義深い取り組みです。この共同配送コンソーシアムの今後の成長と成果に、ますますの期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
三菱食品株式会社
住所
東京都文京区小石川1丁目1番1号文京ガーデン ゲートタワー
電話番号

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