お部屋で楽しむプラネタリウムの新時代
プラネタリウム施設では、最新のプロジェクション技術を駆使して、星空や360度の映像コンテンツを楽しむことができますが、上映後の作品を自宅で観ることは難しいものでした。そんな悩みを解決するのが、今回登場した「プラネダイブVR」です。
プラネダイブVRの特徴
「プラネダイブVR」は、スマートフォンを活用した家庭用プラネタリウムコンテンツであり、ユーザーは手軽に宇宙の素晴らしさに触れられます。2020年3月にZOETROPEから発売されたこのシリーズの第一弾は、人気声優の山寺宏一さんが宇宙の探求に導く内容です。
人気タイトルの紹介
第一弾のテーマには、2つのタイトルが含まれています。1つ目は「感動体感! これが宇宙ロケットの打ち上げだ!」。ここでは、種子島宇宙センターで打ち上げられるH-ⅡAロケットがダイナミックに描かれ、リアルなVR映像を通じてその迫力を体感できます。
2つ目は「月のふしぎ旅」で、地球の唯一の衛星である月に関する多角的な情報を360度の全天球映像で紹介。この2作品を通じて、宇宙に対する理解が深まります。
動画に特化したプラネタリウム
プラネダイブVRのコンテンツは、単眼と二眼両方のVRゴーグルに対応しており、付属の組み立て式ゴーグルに加え、手持ちのVRゴーグルやGoogle Cardboardなども利用可能です。さらに、DVDも同梱されており、家族や友人と共に楽しむことができるので、より多くの人々とシェアする体験が可能です。
宇宙を身近に感じる道具
また、この商品には19世紀のヨーロッパで誕生した動画おもちゃ「おどろき盤」が付属することで、さらに楽しさが広がります。これは、昔の人々が感じた楽しさを今の時代に届けるユニークな要素となっています。
どこで手に入る?
「プラネダイブVR」は、JAXA筑波宇宙センターや東京ドームシティ宇宙ミュージアムTeNQなど各地で順次販売されます。税抜希望小売価格は各1,980円となっていますが、現在予約も可能です。
(販売元: 有限会社マルチブレインズ、販売サイト:
EXUM)
この新しいプラネタリウムコンテンツにより、自宅で気軽に宇宙を体験できる時代が到来しました。星空を見上げるだけでは味わえない、宇宙の魅力を五感で感じてみてはいかがでしょうか?