KPMGコンサルティングが宇都宮市のスポーツ振興事業に参画し新たな体験を提供
KPMGコンサルティングと宇都宮市の新たな取り組み
最近、KPMGコンサルティング株式会社が宇都宮市のスポーツを利用したまちづくりモデル事業に参画する新聞発表がありました。このプロジェクトでは、AI技術を駆使した「スポーツ選手のアバターとの映像対話体験」が実施され、市民とプロスポーツチームの接点を増やすことを目指しています。
宇都宮市のスポーツ振興ビジョン
宇都宮市では、2024年1月に策定される予定の「スポーツを活用したまちづくり推進ビジョン」に基づき、スポーツの多様な価値を引き出し、市民の健康とコミュニティの結束を高める活動に注力しています。KPMGコンサルティングは、このビジョンに寄与する形で、地域の調査や支援業務を行い、様々な団体との連携を深めています。
KPMGコンサルティングは、「スポーツのまち うつのみや」を実現するため、プロスポーツチーム、観光業、地域産業などと協力し、地域課題の解決と新たなビジネスの創出に向けた体制を構築しています。
AIを利用した新しいファン体験
特に注目されるのが、AI技術を活用した選手アバターとの対話実験です。これは、宇都宮ブレックスに所属する選手のバーチャルアバターとサイネージを介して対話する新しいファン体験を提供します。ショッピングモール「ベルモール」に設置されるサイネージでは、訪れた利用者が選手のアバターとリアルタイムで会話できる仕組みが整えられています。
この実証実験により、観客との新たな接点が生まれ、消費行動の刺激や地域回遊性の向上が期待されています。実施期間は2025年1月11日から3月2日までで、モール内の目立つ位置に特設エリアが設けられ、来場者がアバターと対話したり記念写真を撮ったりすることが可能です。
参加企業の役割
このプロジェクトにはKPMGコンサルティングのほか、いくつかの企業が参加します。シルバコンパスはこの実験に必要な技術や機材を提供し、栃木ブレックスはアバターコンテンツを供給します。そして、ベルモールは実施場所を提供し、商業施設内の店舗とも連携を進めます。
また、KPMGコンサルティングは全体の管理や調整、助言を行い、多様な企業や関係者と共にプロジェクトを進める役割を担っています。
未来への展望
今回の取り組みは、単なるスポーツ振興の枠を超え、地域全体の活性化を促進する一歩となるでしょう。KPMGコンサルティングは、宇都宮市のビジョン実現に向けて、今後も地域の多様なステークホルダーとともに取り組んでいく意欲を示しています。
スポーツとテクノロジーの融合によって生まれる新しいプロジェクトは、地域住民にとって革新的で魅力的な体験を提供することに間違いありません。地域の皆さんもこの実験にぜひ参加し、未来のスポーツエンターテインメントを体験してみてはいかがでしょうか。
会社情報
- 会社名
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KPMGコンサルティング株式会社
- 住所
- 東京都千代田区大手町1-9-7大手町フィナンシャルシティサウスタワー
- 電話番号
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