知のイノベーションをプロデュース ~OISTモデルの魅力に迫る~
2024年10月25日(金)、東京都中央区で「知のイノベーションをプロデュース ~卓越した研究成果を生み出すOISTモデルとは何か~」と題されたプロデュース人材育成講座が行われます。このイベントは、政策研究者である鈴木崇弘氏を講師に迎え、沖縄科学技術大学院大学(OIST)に焦点を当てた内容です。OISTはその設立から短期間で国際的に高い評価を受けており、その研究成果の秘密を探る貴重な機会です。
日本における大学の研究力の現状
近年、日本の大学研究力の低下が懸念される中、文部科学省は大学ファンドを通じて研究体制の強化を図っています。この講座は、研究所のプロデュースに関する第11回目の開催であり、過去にはスター研究者のビジョンや思考法、ヒューマンスキルを学びました。ボトムアップアプローチの重要性が認識される一方、日本の国際競争力や科学技術の発展には新しいガバナンスモデルが求められています。
OISTモデルの新たなアプローチ
沖縄科学技術大学院大学(OIST)は、2011年に設立された5年一貫制の博士課程を有する大学院大学です。設立からわずか数年で、OISTは多くの卓越した成果を挙げ、世界的な研究機関へと成長を遂げました。特に、2019年のNatureIndexでは自然科学分野で国内トップの評価を受け、そして2022年にはノーベル賞を受賞するなど、その国際的な認知度が高まっています。
鈴木氏はOISTに参加して以来、そのシステムや戦略を探求し、特に社会科学の視点からアプローチした経験が、参加者にとって貴重な知見を提供することでしょう。
イベント参加をお勧めしたい方々
このプロデュース人材育成講座は、以下のような方々に特に有益です:
- - 研究環境におけるイノベーションやリーダーシップに興味がある方
- - 高度な研究成果を地域社会に活かすためのシステムを学びたい方
- - 国際的な枠組みや発想を取り入れ、戦略的に考えたい方
イベントの詳細とお申込み
開催はリアル形式で、会場はCAFE SALVADOR BUSINESS SALONです。参加は無料ですが、懇親会に参加される際は別途会費が必要です。先着40名限定で、申し込みはお早めに。
講座の終了後には、講師との懇親会も予定されており、直接質問をするチャンスもあります。この機会を通じて、日本の研究機関における知のイノベーションの実践例やOISTモデルの具体的なアプローチを学び、研究の新しい可能性を広げる一助としてください。
[参加申込はこちら](https://zesda.jp/psri013/)
メールアドレスの入力ミスにご注意ください。参加をお待ちしております。
このイベントは、研究・イノベーション学会プロデュース研究分科会、NPO法人ZESDAの共催で実施されます。 新たな知見を得るために、ぜひご参加ください。