入居者の利便性を向上させる新しい日用品配送サービス
東京都渋谷区に本社を持つ東急不動産株式会社は、江東区に本社を置くアスクル株式会社、文京区の株式会社ライナフとの共同で、日用品配送サービスを開始しました。このサービスは、東急不動産の賃貸レジデンスブランド『COMFORIA(コンフォリア)』シリーズの入居者向けに特化しており、月に一度、簡単に日用品を無料で届けるというものです。
スマートフォンアプリでの簡単注文
この新しい日用品配送サービスは、スマートフォン専用アプリから手軽に申し込むことができるシステムです。入居者は、15種類のプランから自分の生活スタイルに合った日用品セットを選び、毎月25日に自宅の玄関先で受け取ることができます。対面での受け取りが不要で、再配達の必要もないため、スムーズに商品を受け取ることが可能です。
この取り組みは、再配達の削減を通じた環境負荷軽減と、入居者の日常生活をより快適にすることを目的としています。環境への配慮だけでなく、これによって生活者が抱える荷物受け取りの負担も軽減されることが期待されています。
サービスの展開と計画
2025年2月からはサービスが徐々に対象物件へと拡大され、最初に『コンフォリア江坂江の木町Q』でスタートします。その後、3月には『コンフォリア・リヴ北浜平野町』『コンフォリア・リヴ京橋』といった物件へも展開し、2025年5月時点で9棟にまで広がる計画です。これにより、多くの入居者が利便性の高い利益を享受できることとなります。
日用品の選択肢
提供される日用品には、ティッシュ、トイレットペーパー、洗剤、カップ麺、ミネラルウォーターなど、生活必需品が豊富に揃います。特に、忙しい方にとっては、こうした日常的に購入する重くかさばる商品の配送を手軽に行えることが、大きなメリットです。
社会的課題の解決にも貢献
近年、配達業界の再配達増加や物流効率の低下といった問題が深刻化している中、東急不動産、アスクル、ライナフの3社はそれぞれの強みを生かし、効果的な解決策を提供しようとしています。このサービスによって、再配達の削減やCO₂排出量の減少に寄与し、持続可能な社会の実現を目指しています。
注文と配送のルール
- - 注文・配送は月に1回のみ可能です。
- - 15種類のプランから1つだけ選択するシステム。
- - 定期配送ではなく、注文しなかった月は配送対象外となります。
また、入居した月の翌月からアプリでの注文が可能となり、最大で12回の日用品無料配送が受けられる予定です。この新サービスの導入によって、東急不動産が提供する居住空間はさらに魅力的に進化を遂げます。
未来のライフスタイルへ向けた一歩
この生活支援モデルは、今後の住まい方や暮らし方の形を変える可能性を秘めています。届けられる日用品は、生活者に寄り添った選定が行われており、安心して生活できる環境づくりに寄与します。多くの人々がこのサービスを利用することで、より快適な日常生活が送れることが期待されています。これからの時代に必要な新たな取り組みとして、今後の発展に注目が集まります。