電通ベンチャーズが注目のショートドラマアプリ「BUMP」に出資
株式会社電通ベンチャーズが、ショートドラマアプリ「BUMP」を手掛けるemole株式会社に出資した。電通グループのコーポレート・ベンチャーキャピタル・ファンドである電通ベンチャーズは、国内外のスタートアップに対して幅広く投資を行い、今後の成長を支援することを目的としている。
ショートドラマ市場の急成長
emole社は2022年12月にアプリ「BUMP」をリリースし、短い時間で視聴できるショートドラマを多数制作・配信してきた。スマートフォンで簡単に楽しめるこの形式のドラマは、急速に人気を集めており、リリースから2年で180万以上のダウンロードを達成している。これにより、emole社はコンテンツ制作における重要なプレイヤーとなりつつある。
成長する市場への取り組み
emole社は、今回の出資によって得た資金を新しいショートドラマ制作のための組織作りや、アプリの改善に投資する計画だ。さらに、様々なコンテンツプロバイダーとの連携を図り、2025年以降も精力的に作品をリリースする予定だ。市場調査によると、2024年以降もショートドラマ市場は成長を続ける見込みであり、2029年には市場規模が8.7兆円に達する可能性が示されている。
電通ベンチャーズの支援の仕組み
電通ベンチャーズは、電通グループの資源を活かし、emole社のさらなる成長を手厚くサポートする。具体的には、マーケティングや広告戦略に関する専門知識を提供し、BUMPの知名度向上に貢献することを目指している。ショートドラマ市場におけるクリエイティビティを発揮し、多くのユーザーに受け入れられる作品を提供することが期待されている。
emole社の概要
- - 社名: emole株式会社
- - 設立年月: 2018年11月
- - 代表者: 代表取締役社長 澤村直道
- - 事業内容: ショートドラマアプリ「BUMP」の開発・提供
- - 所在地: 東京都目黒区
- - URL: emoleのウェブサイト
電通ベンチャーズ2号ファンドの概要
- - 名称: 電通ベンチャーズ2号ファンド
- - 運用期間: 2031年まで
- - 投資地域: 国内外を問わず
- - URL: 電通ベンチャーズのウェブサイト
まとめ
電通ベンチャーズによるemole社への出資は、ショートドラマ市場の成長を支える大きな一歩となるだろう。今後の展開に期待が高まる中、視聴者に新たな楽しみを提供する作品が続々と登場することが待たれる。