酷暑に伴う口臭リスク、社会人の62%が無知な実態
株式会社AbemaTVが展開するオーラルケアブランド「HaRENO」は、6月4日から10日までの「歯と口の健康週間」に合わせて、酷暑における口臭リスクへの認知度を調査しました。調査の結果、夏のドライマウスや歯垢の蓄積が口臭の主な原因となることが浮き彫りとなり、多くの社会人がこれらのリスクを理解していないことが明らかになりました。
調査の背景
この調査では、夏に口臭リスクが高まる要因は主に2つとされています。一つ目は冷房の使用による口内の乾燥です。冷房によって湿度が下がると、口内は乾燥し、唾液の分泌が減少します。唾液は口内の自浄作用と抗菌作用に貢献していますが、その減少により嫌気性細菌が増殖し、口臭の原因物質である揮発性硫黄化合物(VSC)が発生します。このため、口内を乾燥させないことが重要です。
二つ目は歯垢の蓄積です。歯垢は歯石になる前に物理的に除去しなければ、セルフケアでは手が届かなくなります。したがって、日常的な口腔衛生が求められます。調査の中で、夏の口臭リスクについての認知度が明らかとなり、社会人が昼の休憩時間にオーラルケアにどれだけ時間をかけているか、また歯ブラシ選びの実態などが見えてきました。
調査結果の概要
調査の結果、社会人の62.7%が夏の口臭リスクの存在を知らないことが判明しました。昼休憩に5分以上オーラルケアをする時間が取れる社会人は僅か14.4%という厳しい現実も浮かび上がっています。また、47.9%の人が昼休憩での歯間ブラシやフロスを使ったケアが「現実的ではない」と感じていることも明らかになりました。
一方で、歯ブラシ選びにおいて「特に重視していることはない」と答えた人も21.7%を占め、口腔ケアに対する意識の低さがうかがえる結果となりました。
社会人のオーラルケア行動
口臭対策として挙げられたオーラルケアの方法では、「歯を磨く」が最も多い回答を得ました。他にもうがいや水分補給、飴やガムなどが挙げられています。一方で、仕事の日の昼休憩にオーラルケアを行う時間がない、またはほとんど取れないと感じる人が43.2%もいました。5分以上の時間を確保できる社会人は全体の14.4%に過ぎず、口臭ケアが実質的に難しい状況にあることがわかります。
専門家の見解
アジュテ前島デンタルクリニックの前島美佳院長は、夏季の口臭対策には口内の乾燥防止と歯垢の除去が非常に重要だと述べています。エアコンによる乾燥で唾液が減少し、口臭の原因が増加するため、水分補給をこまめに行うことがすすめられます。また、歯垢は早めに除去しなければ歯石になってしまうため、正しいブラッシング法と効率的な歯ブラシの使用が必須です。
「口内の乾燥を抑える生活習慣」と「歯垢を落とすケア」を意識することで、夏特有の口臭リスクを軽減することが意義深いとしています。意識的なオーラルケアは単なる習慣でなく、健康の維持に貢献する重要な要素であることを改めて認識させられる調査結果となりました。
まとめ
この調査を通じて、夏における口臭リスクに無関心な社会人が多数いることがわかりました。口内の健康を守るためには、ドライマウスや歯垢のケアを日常生活に取り入れることが必要不可欠です。エアコン使用が増える夏こそ、意識を変えて自己管理を行いましょう。