東京都 千代田区 弥生株式会社 小川康秀 FinTech

弥生株式会社、経営体制強化に向け小川康秀氏が執行役員に就任 - FinTechイノベーション部長として新たなサービス開発を推進

弥生株式会社は、2024年7月1日付で小川康秀氏が新たに執行役員に就任したことを発表しました。これにより、同社は7名の執行役員体制となります。小川氏はこれまで金融機関や大手事業会社で経営企画や事業企画の責任者を務めており、特にFinTech領域において豊富な経験と実績を有しています。

弥生では、小川氏は経営企画本部に所属し、新設されたFinTechイノベーション部長として、新規サービスの開発・推進を担います。同社は2023年5月に経営企画室（現 経営企画本部）を立ち上げ、新規事業の投資や他社との業務連携を進めてきました。今回の小川氏の就任により、弥生の強みである会計領域を始めとしたスモールビジネスのバックオフィス業務の知見と、最新のFinTechサービスやテクノロジーを融合した新たなサービスと価値の提供に取り組むとしています。

小川氏は、2000年のインターネット革命以降の産業構造の大きな変化・発展の過程で、多くの起業家・中小企業が変化・発展し、非連続な成長を遂げてきたことを指摘し、FinTech領域における約10年の経験と弥生が持つ多くのベンチャー起業家や中小企業とのネットワークを融合させ、他にはないサービスの開発・持続的な価値提供を目指していくとコメントしています。

小川康秀氏の経歴

小川氏は1997年に株式会社京葉銀行に入行後、楽天株式会社、株式会社タイカ、アントキャピタルパートナーズ株式会社、GMOペイメントゲートウェイ株式会社、株式会社リクルートを経て、2024年7月に弥生株式会社に入社しました。

弥生株式会社について

弥生株式会社は、スモールビジネスの事業の立ち上げと発展の過程で生まれるさまざまな課題にお応えする「事業コンシェルジュ」をビジョンとする企業です。会計・商取引・給与計算などのバックオフィス業務を支援するソフトウエア「弥生シリーズ(クラウドサービス/デスクトップソフト)」と、起業や資金調達などを支援する「事業支援サービス」の開発・販売・サポートをしています。「弥生シリーズ」は登録ユーザー数 310万人を超え、多くのお客さまにご利用いただいています。

今後の展開

弥生は、小川氏の就任を機に、FinTech領域における更なる事業拡大とイノベーションを加速させることが期待されます。スモールビジネスの成長を支援するサービスやソリューションの開発、そして新たな価値創造に注力していく方針を示しています。