心の闘病と向き合う新たなコミック登場
2025年3月13日、株式会社KADOKAWAから新しい電子書籍「パニック障害ですが、何か?おしゃれカフェで突然のゲロまみれも、お風呂で死にかけたのも、全部パニック障害のせいでした」がリリースされます。この作品は、WEBニュースサイト・ウォーカープラスで連載された闘病体験を描いたコミックです。
著者の種さんは、一度の出来事がきっかけで人生が一変した経験を持っています。父の死の直後に、強烈な吐き気や呼吸困難に見舞われ、医療機関で異常なしと診断されるなど、苦しい日々を過ごしました。その実態は、心の病「パニック障害」に起因していました。
パニック障害とは?
パニック障害は、突発的に強い不安や恐怖が襲う発作が特徴的な精神疾患です。この病気を聞いたことがある方も多いでしょう。具体的には、発作の際に息苦しさや動悸、めまい、そして激しい吐き気を伴います。健康であったはずの著者は、ある日突然この病に襲われ、日常生活に支障をきたすことになりました。
この本では、パニック障害に気づかずに4年間も過ごした著者がその苦しみを描きながらも、ポジティブな視点で闘い続ける様子が描かれています。同じような症状を抱えている方々だけでなく、病気の理解を深めたい多くの人々にとっても興味深い一冊となっています。
本書の内容
このコミックには15話が収められています。
主なエピソード
1. パニック障害のきっかけ
2. なかなか治らない奇病
3. そうだ、病院へ行こう
4. 訪れた転機
5. パニック障害と診断されて
…など、様々な体験を通して、著者がどのように心の病と向き合っていったのかを浮き彫りにしています。
著者は、自身の経験をもとに「ある時から全てが変わってしまった」という思いを率直に述べています。普段の晴れやかな日常が、どれほど大切で幸せなものであるかを再認識するきっかけとなるでしょう。
著者の情熱
種真希さんは1982年、大阪で生まれ、現在は富山県でフリーランスデザイナーとして活動しています。パニック障害を患った経験がきっかけで、趣味としてエッセイ漫画を描き始め、今ではSNSを通じて彼女の体験を面白おかしく伝えています。苦しい状況をユーモアを交えて描くことで、読者に笑いや勇気を届けています。
書籍情報
- - 書名: パニック障害ですが、何か?おしゃれカフェで突然のゲロまみれも、お風呂で死にかけたのも、全部パニック障害のせいでした
- - 定価: 1,100円
- - 配信日: 2025年3月13日(木)
- - 販売先: Amazon、楽天ブックス
この本を手に取ることで、あなたの心に響くメッセージを受け取れることでしょう。著者の奮闘と理解が多くの人に勇気を与えることを願っています。