福島の魅力を大阪で体感!「ふくしまマルシェ」開催
2024年11月17日、大阪市北区のOS広場イベントスペースで、「ふくしまマルシェ」が開催されます。このイベントは、学校法人山口学園ECC国際外語専門学校の「つなぐ福島」コースの学生たちによって企画され、福島県の特産品を通じて地域の魅力を伝えるものです。
このイベントの主な目的は、東日本大震災と原発事故からの復興支援、ならびに福島県への風評被害の対策です。学生たちが中心となって運営するもので、彼らの「ふくしま愛」が伝わってきます。
様々な出店者による特産品の販売
「ふくしまマルシェ」には、多くの出店者が参加します。福島県大阪事務所では、日本酒やおつまみが販売され、関西福島県人会は福島県産の牛を使った串焼きを提供します。また、ふくしま果樹加工考案室では福島市産の果物を使用したソーダやフルーツソースが楽しめます。
さらに、Bond & Co.はアイガモ栽培米や日本酒を、株式会社スマイルファームはアンスリウム、株式会社ラジオ福島は「Radio de Show」の公開収録をそれぞれ行います。そして、ECC国際外語専門学校の学生たちは、福島県の野菜や銘菓、ソウルフード「凍天」などを販売し、地域の魅力を広げるチャンスです。
特別ゲストとして「なすび」氏が登場
今回のイベントには、福島県出身のタレント「なすび」氏が特別ゲストとして参加し、ラジオ福島の公開収録を行います。こうした出会いは、参加者をより一層イベントに引き込むものとなりそうです。
選択教科「つなぐ福島」の意義
この取り組みは、9月に新設された選択教科「つなぐ福島」に基づいています。この授業では、東日本大震災の影響を受けた福島県の現状について学び、その魅力を発信することを目的としています。受講生は、実際に福島県を訪れる研修を通じて、地域の復興状況や防災の大切さを身をもって体験しています。現在、この授業には防災や地域貢献に興味を持つ9名の学生が在籍しています。
受講生の声
受講生の一人である張晏寧さんは、台湾出身で地震の多い地域で育ったことから、福島の状況に特に興味があると言います。「メディアで見る福島は過去の出来事に焦点が当てられていますが、実際には様々な復興の動きがあり、地域の人々や企業が力を合わせています。その現実を多くの人に伝えたい」と語っています。彼女はSNSを利用して、福島の魅力を積極的に発信していく意向を示しています。
皆さまの参加をお待ちしております
「ふくしまマルシェ」は、福島県の魅力を広めたいという学生たちの熱い思いが詰まったイベントです。ぜひ、当日はOS広場へ足を運び、さまざまな特産品を楽しんでください。一緒に福島の魅力を再発見しましょう!