革靴買取「LASTLAB」が店舗案内ページをリニューアルし来店促進へ

LASTLABが店舗案内ページを刷新した背景

東京都新宿区に本社を置くリユース企業、ストックラボが展開する革靴買取専門ブランド「LASTLAB」が、公式サイトの店舗案内ページを改修しました。この改修は、ユーザーが実店舗を訪れる際のハードルを下げることを目的としています。特に、初めて来店するお客様が感じる「場所が分かりづらい」や「誰に査定してもらうのか不安」といった心理的障壁を取り除くことに重点が置かれています。従来の地図情報だけではなく、駅からの動画アクセスガイドやバイヤーのプロフィールを掲載することで、顧客が安心して訪れることができる環境を整えました。

なぜ今、店舗ページの強化が必要なのか

最近、リユース市場ではLINE査定や宅配買取が主流になっていますが、特に高級ブランド靴はその価値を画像だけで伝えるのは難しいことが多いです。オールデンやエドワードグリーンなどの革靴においては、愛好者が大事にするポイントが数多くあり、ただのモデル名や画像だけでは見落とされがちな魅力があります。これに対して、私たちは対面での買取体験の重要性を再認識し、リユースビジネスのカスタマイズ化に取り組んでいます。

また、LASTLABの店舗が渋谷と原宿という雑居ビルの上階に位置するため、「入りづらい」という印象を持たれることが多いという課題もありました。このため、店舗ページを「デジタルのガラス張りウィンドウ」とし、実際の店内の雰囲気やスタッフの顔が見えやすいデザインにリニューアルしました。

LASTLABの店舗が目指すこと

革靴は高級時計やヴィンテージカーと同様、強いコミュニティを持っています。ですので、単に商品を売るだけの場ではなく、靴磨きのアドバイスなど、革靴好きが集まって楽しむ場所としての役割を担いたいと考えています。このため、Webサイトを通じて「来店することの楽しさ」や「店舗ならではのメリット」をしっかりと訴求し、来店動機を高めています。

リニューアルの詳細

- アクセスガイドの実装: 表示方式を改善し、画像や動画を使って分かりやすく案内します。ユーザーは携帯を使って迷わず店舗まで到着できることが可能です。
- 店舗限定のメリット: 実際の店舗でのみ享受できる特典（即現金化や相談室の設置など）を明記し、宅配買取よりも実店舗を利用する価値を強調しました。

これにより、お客様が店舗を訪れたくなるような仕掛けを作り出しています。ストックラボの代表、尾太駿氏も「お客様にとって靴を手放す瞬間は特別なもの」と語り、体温の通ったコミュニケーションを大切にしています。デジタルを駆使してより良い体験を提供することで、お客様が気軽に店舗を訪れるきっかけを作ることが私たちの目標だと述べています。