ファッション業界は常に新しい潮流に敏感であり、流行の背後には独自の美学や文化が息づいています。Desigual(デジグアル)が発表した最新のコレクションは、そんな流行を一層加速させるものとなっています。特に注目すべきは、ロンドンを拠点にするデザイナー、マーシャ・ポポヴァとの初めてのコラボレーションです。このコラボは、2026年3月19日(木)から一部のDesigual店舗およびオンラインサイトで発売される予定です。
Desigualは、自由な地中海スピリットをそのコンセプトに掲げるブランドで、今回のコレクションではポポヴァの大胆で官能的なセンスを融合させることで、まったく新しいファッションの魅力を提案しています。ポポヴァは、ウクライナ出身でありながら、ロンドンのファッションシーンで頭角を現しているデザイナーで、彼女のデザインはファンタジーとカルチャーが交錯する独特なスタイルを持っています。
この新たなコレクションでは、Desigualのアーカイブを基にしつつ、ボヘミアンなエッセンスを現代的な視点で再解釈しており、クラフツマンシップに裏打ちされた繊細さと、あえてラフでストレートな態度を融合させることによって、力強く大胆な表現が実現されています。また、デニムは本コレクションの鍵となる素材であり、ハードな手作業によって生き生きとした表情が与えられています。このデニムは、Desigualの独自の世界観に新たな深みを加える役割を果たしています。
このコラボレーションは、Desigualのイギリス市場に対する強いコミットメントを示すものでもあります。デジタル売上が前年比+16%と2桁成長を記録しているイギリス市場は、Desigualにとって重要な成長フェーズにあり、ECを中心に展開を進めていますが、実店舗の展開も視野に入れています。マーシャ・ポポヴァとの協業は、ロンドンをクリエイティブな拠点と位置づけ、その影響力を強化する重要な一歩となるでしょう。
マーシャ・ポポヴァは、セントラル・セント・マーチンズを卒業した後、メゾン・マルジェラやセリーヌでの経験を経て独自のブランドを立ち上げました。彼女のデザインは、個人的かつ集団的な記憶を反映しており、鉄道操車場近くの工業地帯やオデッサの海辺の思い出が彼女の作品に色濃く息づいています。また、これまでにデュア・リパやビリー・アイリッシュ、カイリー・ジェンナーなどの著名なアーティストに彼女の作品が着用されています。
本コレクションでは、マーシャ・ポポヴァの直感的かつ大胆なアプローチが光り、Desigualのエッセンスと融合することで、ボヘミアンエネルギーを現代的な佇まいで再定義しています。さらに、Desigualはこのコラボレーションを通じて、先鋭的なデザイナーとのシナジーを追求し、より国際的な存在感を高めていくことを目指しています。
Desigualは、1984年にバルセロナで設立された国際的なファッションブランドで、ポジティブでオーセンティックな自己表現を大切にしながら、独自のスタイルを提案しています。現在、ブランドは世界107カ国に展開し、ウィメンズ、メンズ、キッズ、アクセサリー、シューズの5つのカテゴリーで商品を展開しています。Desigualは、次世代の顧客獲得に向け、イメージや店舗空間のリニューアルを進めており、今後も革新を続けていくことでしょう。
マーシャ・ポポヴァとのコラボレーションは、Desigualにとって新たな幕開けを意味します。ファッションの未来を切り開くこの試みが、どのようなインパクトをもたらすのか、期待が高まります。