若者向け海外旅行促進「Go Global Project」始動
2023年10月29日、渋谷未来デザインと一般社団法人日本旅行業協会(JATA)が連携し、「Go Global Project」の発足発表会が行われました。このプロジェクトは、次世代の若者に海外旅行の促進を目指します。渋谷での発表会には、JATAの松岡正晴部長も登壇し、プロジェクトの意義を述べました。
渋谷未来デザインとは
渋谷未来デザインは、2018年に設立された産官学連携の組織です。多様性を重視し、社会課題の解決を目指しています。この団体の中で立ち上がった「Go Global Project」は、若者が世界に挑戦するきっかけを提供することを目的としています。海外旅行だけでなく、留学やインターン、ボランティア活動を通じて、様々な体験を後押しします。
JATAが掲げる「もっと!海外へ」
JATAの「もっと!海外へ」プロジェクトは、コロナ禍の影響で減少した若者の海外旅行を促進する取り組みです。現在、海外旅行の需要は2019年比で約7割にとどまっており、その回復を目指しています。このプロジェクトは特に若者を対象とし、彼らに世界へ出て行く機会を提供しようとしています。日本国内の旅行業界は、若者による海外旅行需要の拡大を期待しています。
発表会の内容
発表会ではまず、プロジェクトの趣旨説明があり、続いて多くの団体や企業からの挨拶がありました。登壇者はそれぞれ、参画への思いや期待を語りました。その後のトークセッションでは、「若者が世界へ踏み出すために」というテーマのもと、社会全体でどのように若者の海外挑戦を支えていくかについて、様々な立場の参加者から意見交換が行われました。
企業、教育機関、業界団体の視点から、課題感や協力の可能性が挙げられ、未来の若者向け旅行推進に向けた具体的な方策について話し合われました。このように、多様な参加者が集まり、相互にの議論を通じて、より良いアイデアが生まれる場が作られています。
最後に
「Go Global Project」とJATAの連携は、若者を国際的な舞台に送り出すための新たなステップです。海外への一歩を踏み出すことで、彼らは新しい経験を得て成長するだけでなく、社会全体の意識の変容にもつながります。このプロジェクトは、日本の未来を担う若者に、大きなチャンスを提供することでしょう。