認知症検査の協業
2026-02-05 15:35:21
シスメックスと富士レビオHDが認知症検査での販売協業を開始
シスメックス株式会社と富士レビオ・ホールディングス株式会社は、2023年10月に締結した業務提携基本契約に基づき、認知症検査における販売協業で合意しました。これにより、富士レビオHDの全自動化学発光酵素免疫測定システム「ルミパルス®」や認知症関連試薬をシスメックスが独占的に販売します。
この協業は、急速に進行する高齢化社会を背景に、特に認知症の中でもアルツハイマー病の検査ニーズが高まっている中で実現しました。飛躍的に進化している新たな治療薬の普及に伴い、その有効性を判断するための検査も偏に拡充が求められています。
シスメックスは、グローバルに広がる販売とサービスネットワーク、また薬事申請に関する豊富な経験を有しています。加えて、富士レビオHDは高い試薬の開発能力と製造力を持ち合わせています。このマッチングにより、合意に至ったのです。
初めに、これらの製品群はブラジルを皮切りに販売が行われ、その後、中南米、中東、アジア等へと販売地域を拡大する計画があります。両社の強みを活かし、認知症検査の普及に努め、より多くの人々の健康に寄与することを目指しています。
今後の展開については、2023年11月に神経変性疾患関連領域の試薬に関するCDMO契約を締結し、2023年12月には試薬原料供給に関する基本合意を交わすなど、双方の協力体制はさらに強化されています。お互いの資源を最大限に活用し、新たな試薬の開発を加速させていく所存です。
WHOによる調査によると、世界には現在5,500万人以上の認知症患者がいるとされ、2050年までにはその数が1.3億人に達するとのことです。この中でもアルツハイマー病は、認知症全体の60~70%を占め、医療や社会において深刻な問題となっています。このような背景から、シスメックスと富士レビオHDの連携は、ますます重要性を増してくるでしょう。
両社は、アルツハイマー病の進行を抑制する新たな治療法が登場する中で、必要となる検査ソリューションを迅速に提供することに努めていきます。患者によって求められる高品質な検査が、様々な地域で利用可能となることで、早期診断や早期介入につながることを期待しています。
シスメックスは、1968年の設立以来、人々の健康を支えるために努力してきました。富士レビオHDも、臨床検査薬業界のリーディングカンパニーとして、研究開発型企業から高品質な製品を提供し、ヘルスケアの未来を作り上げています。今後も両社は協力し、より良いヘルスケアの提供を目指していくことになるでしょう。
この協業を通じて、認知症検査の普及が進むことを期待し、両社の取り組みに注目が集まります。
会社情報
- 会社名
-
シスメックス
- 住所
- 電話番号
-