島根県立大学が一畑グループと連携協定を締結、地域人材育成を推進

島根県立大学と一畑グループの協定

島根県立大学が、一畑グループとの連携協力に関する協定を締結しました。この協定は、地域社会の発展と学生の就職促進を目的としたものであり、令和7年9月16日に松江市の松江しんじ湖温泉駅で行われました。

式典には、一畑電気鉄道株式会社、及び関連企業の代表者が一堂に会し、地域経済や人材育成に関する取り組みを共有しました。特に注目すべきは、地元企業からの支援による奨学金制度「しまねの未来を担う人財奨学金」です。この制度は、島根での定職を希望する優れた学生に対して、給付型の奨学金を提供します。

奨学金制度について

「しまねの未来を担う人財奨学金」は、令和3年度から実施されており、島根県の企業の協力を得て地域の人材を育成することを目指しています。この奨学金は、将来は地元に貢献したいと思う学生を対象にしており、在学中の優秀な学生が対象です。奨学金支給を通じて、県内就職を後押しすることに力を入れています。

具体的な協定内容

協定では、以下の内容が盛り込まれています。
1. 島根県内での就職を目指す学生への奨学金に関する事項
2. 教育や人材育成、インターンシップの実施に関する事項
3. 意見交換会等の開催に関する事項
4. 地域社会や地域企業の発展への貢献に関する事項
5. その他、産学連携に関連する事項

この協定の締結により、島根県立大学と一畑グループの間での連携が今後、一層深まることでしょう。学生たちにとっては、実際のビジネス環境で経験を積む機会が増えるほか、地域に密着した教育を受けることができるようになります。