お米の食べ比べ体験
2025-12-26 10:11:45

食育の新たな形!犬山市でお米の食べ比べ体験を実施

食育と多様性を学ぶココトモファームの取り組み



愛知県犬山市で、株式会社ココトモファームが主催する「子ども大学」の最終回が開催されました。このプログラムは、小学生を対象にした学習体験であり、田植えから食卓までを一貫して学ぶ機会を提供しています。2025年12月8日、ココトモカフェ フロイデ店で行われた「お米の食べ比べ」講座は、参加者にとって特別な体験となりました。

「お米の食べ比べ」講座の概要



本講座は、半年にわたって行われた「田植え」、「稲刈り」、「食育」の3回の学びを、最後に「味わい」で締めくくるものです。子どもたちは、自分たちが関わったお米のルーツを探り、複数品種の炊きたてご飯の違いを五感を使って比較しました。テーブルには香り豊かで粘りのある炊きたてのお米が並び、子どもたちはそれぞれの特徴に驚きながら、お米の個性を発見する活気あふれる時間を過ごしました。

サイニングストアでの体験



会場のココトモカフェ フロイデ店は、聴覚障害のあるスタッフと健常者が共に働く「サイニングストア」としても知られています。今回のプログラムでは、スタッフによる簡単な挨拶に加え、日常で使う手話のレクチャーも行われました。「ありがとう」や「ココトモファーム」といった基本的な手話を学ぶことで、子どもたちは多様なコミュニケーション方法に触れる貴重な機会を得ました。

ココトモファームの理念



ココトモファームは、「6次産業化」と「農福連携」を推進しており、お米の生産から販売までのプロセスを一貫して行っています。この取り組みは、食と農の繋がりを実感し、地域社会に環境を提供することを目指しています。子どもたちにとって、食育を通じて「食・農・人」の繋がりについて学ぶことは非常に重要です。

取り組みの成果



当日のセッションでは、参加者たちが炊きたてご飯を自分で取り分け、食べ比べながら感想を共有しました。お米の香りや甘み、粘りの違いに興味を持ち、「同じお米でもこんなに違う」という新たな気付きが生まれました。また、手話を交えたコミュニケーションができたことで、学びと交流が融合した場となり、多様な伝え方を実感する場面も見られました。

今後の展望



ココトモファームは今後も地域や自治体と連携し、次世代を担う子どもたちに「食」を通じた多様な体験を提供し、成長を支えていくことを目指しています。犬山市の「子ども大学」は、学校、家庭、地域社会が協力し合い、子どもたちの学びを育むための枠組みです。今後の活動にも期待が寄せられています。

このように、ココトモファームの取り組みは、ただ食べるだけでなく、食の背後にある物語や文化を学ぶことによって、子どもたちの成長を促すチャンスを提供しています。

会社情報

会社名
株式会社ココトモファーム
住所
電話番号

トピックス(ライフスタイル)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。