ファミリーマートの新ECサイト「ファミマオンライン」が大躍進！

ファミリーマート新ECサイト「ファミマオンライン」が躍進中！

株式会社ファミリーマートが新たに導入したデジタルコマース基盤「Unified Commerce」を活用し、2025年3月6日に立ち上げたECサイト「ファミマオンライン」。開始からたった3ヶ月で、受注金額約1.5倍、サイトのアクセス数は約18倍と、驚くべき成長を遂げています。

バックグラウンド

ファミリーマートは、2023年にカスタマーリンクプラットフォームを構築し、「FamilyMartVision」や「ファミペイ」といったデジタルツールを通じて新たな顧客体験を提供しています。しかし、店舗やECサイト、アプリなど様々な接点が増える中で、既存のシステム間の連携や最適化が大きな課題となっていました。そこで、フロントエンドとバックエンドを分離するヘッドレスコマースを採用した「ファミマオンライン」を開発しました。

新しい取り組み

「ファミマオンライン」は、従来のオンラインサービスが統合された新しいECサイトであり、限定商品やご当地グルメの拡充に加えて、新たに「コンビニエンスウェア」も取り扱います。これにより、店舗では手に入らなかったアイテムをオンラインで入手することが可能になりました。

富士通の「Unified Commerce」を導入することで、短期間での刷新が実現され、顧客ニーズに応じた機能の追加や、新たなタッチポイントへの迅速な対応が可能になりました。このプロジェクトには、リテール分野での長年の経験を持つ富士通のエンジニアチームと、ファミリーマートの専門知識を持つアカウントチームが協力しています。

新しい顧客体験の提供

「ファミマオンライン」では、季節商品としてのうなぎやクリスマスケーキのオンライン予約販売が行われ、食品ロスの削減にも寄与しています。また、全国に広がる約16,300店舗のネットワークを活かし、ユニークで個性的な商品を展開し、さらに人気キャラクターとのコラボ商品も増やすことで、顧客の買い物体験を向上させることを目指しています。

今後の展望

ファミリーマートは、独自のパーソナライズされた顧客体験を提供することを目指しており、さまざまなタッチポイントの統合と連携を進めています。これにより、ファミペイアプリユーザーが簡単にオンラインサイトに移動できる利便性を高めています。また、持続可能な社会の実現に向けて、富士通と協力し、サステナビリティを重視したビジネスモデル「Fujitsu Uvance」に基づいた取り組みも進めています。