『バナナのらんとごん』
2025-01-17 09:20:24

絵本『バナナのらんとごん』が描くフードロス問題とフェアトレード

絵本『バナナのらんとごん』が伝えるメッセージ



特定非営利活動法人APLAと地方出版社のらくだ舎が2024年12月に出版する絵本『バナナのらんとごん』は、様々な課題を子どもたちに楽しく学ばせる試みが詰まった一冊です。この絵本は、バランゴンバナナの姉弟が、日本へ届くまでの冒険を通じて、身近な食べ物の背景を知ることができます。物語はバナナをテーマに描かれており、フードロス問題やフェアトレードといった、持続可能な社会を理解するための要素も含まれています。

ストーリーの魅力



『バナナのらんとごん』は、元気でしっかりものの姉、「らん」と、おっとりやさしい弟、「ごん」を主人公にしています。姉弟は収穫され、日本へ向かう長い旅に出るのですが、その過程で二人は大きな試練に直面します。日本に着いたらんには、大きな黒い傷ができ、見た目の違うふたりは別々の運命を歩むことに。果たして、らんは救われるのか?この物語を通じて、子どもたちは外見にとらわれず、その内面の価値を理解することができるでしょう。

資料ページで学ぶこと



本書には、物語の後に4ページにわたる資料ページが用意されており、学校の授業やワークショップでも活用できる内容が含まれています。「バランゴンバナナを知ろう」から始まり、関連するフードロス問題やフェアトレードについての深い理解を促す資料は、親子での学びにも適しています。

クラウドファンディングで実現した夢



この絵本の制作に際しては、昨年のクラウドファンディングが大変重要な役割を果たしました。「ぽこぽこバナナプロジェクト」の一環として、約332人の支援者から267万円以上の資金が集まり、この結果として初版2000部の出版が実現しました。クラウドファンディングプラットフォームCAMPFIREを通じての成功は、多くの人々がフードロス問題に関心を持っているという証拠でもあります。

購入方法と今後の展開



『バナナのらんとごん』は、APLA SHOP、らくだ舎のネットショップで販売開始しています。利用者はぜひ直接、これらのショップで購入を検討してください。また、今後は書店や小売店でも取り扱いを広げていく計画が進行中です。絵本を通じて、より多くの人々にフードロスやフェアトレードの重要性が伝わることを願っています。

この絵本は、単なる物語を楽しむためのものではなく、持続可能な未来を築くための大切なメッセージを子どもたちに伝える役割を果たしています。私たちの食べ物の背景を知ることで、次世代はより良い選択をすることができるのです。

終わりに



『バナナのらんとごん』は、遊び心あふれた内容と教育的な要素が見事に融合した作品です。子どもたちにとって楽しく、意義のある読書体験を提供してくれるこの絵本は、親子での会話のきっかけとしても、またフードロス問題を考える第一歩としても非常に有意義です。ぜひ多くの方に手に取っていただきたい一冊です。




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会社情報

会社名
特定非営利活動法人APLA
住所
東京都新宿区大久保2-4-15サンライズ新宿3F
電話番号
03-5273-8160

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