摂南大学の吉田智音選手がIFSCクライミング世界選手権で準優勝！

摂南大学の吉田智音選手が世界選手権準優勝！

2025年9月21日から28日にかけて韓国・ソウルで開催された「IFSCクライミング世界選手権」において、摂南大学国際学部国際学科の3年生、吉田智音選手がリード種目で見事に準優勝を獲得しました。この素晴らしい成果は、彼の努力と才能の賜物です。

吉田選手の道のりと戦績

スポーツクライミングは、選手が高さ12メートルを越える壁を、6分以内にどこまで登れるかを競う競技です。吉田選手は、今年の5月に行われたワールドカップ第2戦で自身初の優勝を果たし、その評価が高まり、世界選手権の日本代表に選出されました。

ソウル大会では、予選を22日に突破し、26日に準決勝を通過。決勝では、世界の強豪を相手に臆することなく全力を尽くし、銀メダルを手にしました。彼の挑戦心やスポーツマンシップは、今後の世代にとっての大きな刺激になることでしょう。

ワールドカップを制した背景

吉田選手は、2025年の世界選手権出場までの道のりを、数々の挑戦と努力で築いてきました。特に、2024年2月には、寝屋川キャンパスに高規格の12.5メートルのクライミングウォールが完成する予定で、これは彼や仲間たちの練習環境を格段に向上させるでしょう。これまでに象徴的な22回の出場と11回の決勝進出を果たし、ついに夢の初優勝を成し遂げた彼の記録は、今後も続く期待の証です。

摂南大学スポーツクライミング部の未来

摂南大学のスポーツクライミング部は、2022年に発足し、以降関西におけるスポーツクライミングの普及と強化に日々取り組んでいます。ヘッドコーチには、リード部門でワールドカップ出場経験をもち、日本代表コーチも務める中貝次郎氏が指導を行っています。このようなバックアップ体制のもと、吉田選手の成長が期待されており、今後の大会でもさらに注目の存在となるでしょう。

吉田選手の活躍は、多くの若者に希望を与え、スポーツの素晴らしさを伝える貴重な事例です。彼のInstagramでもその成長過程を垣間見ることができ、ファンにとっても楽しみが広がることでしょう。