いわさきちひろの新しい画集が登場!
2024年11月、グラフィック社から新たに発売される書籍『ちひろの子どもたちハッピータイム CHIHIRO’S CHILDREN Happy Time』は、天才画家いわさきちひろの魅力が詰まった一冊です。この画集は、彼女が描き続けた子どもたちの姿を、母の視線で捉えた貴重な作品集となっています。特に、彼女の作品は母と子ども、友達と一緒に遊んでいる姿、家の中での大切なひとときを描いたものが多く、多世代に渡って愛されています。
作品の特長
本書には、いわさきちひろの画風を強く反映した水彩画や線画が収められており、これまであまり見ることのなかった雑誌や広告、教科書などの挿絵が選ばれています。没後50周年を迎える節目に、彼女の作品を再評価する絶好の機会となるでしょう。ページをめくるごとに感じられる“懐かしさ”と“ほのぼのとした幸せ”は、読む人の心を温かくします。
目次の魅力
この画集は、様々なエッセイを収めており、特に目を引くのは「ママとわたし」や「みんないっしょ」など、いわさきちひろの子どもたちを題材にした作品が集められています。また、エッセイを通じて彼女の子どもに対する深い思いも感じられ、彼女自身の視点から子どもたちとの思い出を語ることができます。
著者の足跡
いわさきちひろは福井県に生まれ、東京で育ちました。学校卒業後、さまざまな師匠の下で学ぶ中で、彼女は自身の独特の画風を磨いていきました。1949年に発表した紙芝居『お母さんの話』は、その年の文部大臣賞を受賞し、以降も数々の受賞歴を持つ名実ともに日本の画壇の巨星となりました。
ちひろ美術館と特別寄稿
画集の帯には、ちひろ美術館の館長である黒柳徹子さんの言葉が添えられています。さらには、お孫さんの松本春野さんが、いわさきちひろが持つ画家としての視点や家族のつながりについて寄稿しており、世代を超えたファンの心にも響く内容になっています。
書籍の詳細と購入方法
書籍の仕様はA5判並製で、全160ページがあります。定価は2,200円(税込)で、ISBNコードは978-4-7661-3950-1です。通販では、Amazonや楽天ブックスなどで簡単に注文可能です。心温まる作品を堪能しながら、いわさきちひろの世界に浸りたい方は、ぜひ手に取ってみてください。彼女の描く子どもたちとともに、懐かしい思い出や新たな発見を楽しむことができるでしょう。